2014年05月27日

1章 Part21 ~リスキー感謝! 優勝者決定(≧▽≦)~

緑の縞猫「みんなー! この地に僕らが暮らし始めて、そんなに歴史がないみたいだけど、これから、ほんっとうに、みんなで一緒に作っていこうよ!! 誰が王でもいいじゃないか!! 僕は、このイベントができたことに感謝してるんだ!!」

しろねこ「たしかに! ずっと、気ままに旅してただけだもんね!」

リスキー「ハートのねこ♡アリガトー! 僕はこれが言いたかったんだよー!」

緑の縞猫「どういたしまして!」

その後、誰かが優勝した。

まぁ、はっきりさせておいた方がいいから、優勝は、ハートのねこ♡だったということで♪

激戦だった。皆、個性的に能力を使い、この地で、実質初めての交流イベントで、オリンピックだったに違いないね。
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2014年05月28日

1章 Part22 ~大陸をつなぐ橋~

リスキー「パーティーしよう!!」

向日葵「雷魔法で作った、めでたい稲妻の餅、みんなで食べるガオ! 自分の村の伝統ガオ!」

緑の縞猫「そういえば、みんな、橋の向こうの世界から来たって言ってたよね。」

ブタねこ博士「そうじゃよ。いつの日か、この地に橋ができての。それから、人の往来がようなって、なんだかんだで、活気づいてきたというわけじゃ。」

しろねこ「博士、いつの間に(^^♪」

緑の縞猫「で、その橋って、だれが作ったの?」
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2014年05月29日

1章 Part23 ~魔法と精力~

ブタねこ博士「それがの、手掛かりなしなんじゃ。謎めいておっての。技術は、今氷の大陸である、ごま世界にあるものじゃがの。あそこの魔法は、我々が科学と呼んどるものそっくりでな。しかし、遠い場所にあって、海を渡る肝心の技術が当時なかったと思うのじゃ。相当の強者でなければ、あの海は渡れんし・・・。」

わたげ「ふーーん。そういえばですね。一昔前に、魔法が流行りだしたようですよ。」

緑の縞猫「僕らは、精力という生命機構システムを使って、身体能力を強化するんだけど。」

わたげ「私の浮遊も、それだよ。メェー」

ブタねこ博士「いわゆる、生命エネルギーの一種じゃよ。どこかの異世界では、気と呼んでおるそうな…。」

アカねこ助教授「体内の潜在的なエネルギーを吐き出す手法のことです。」

しろねこ「いつも思うけど、みんないつの間にか入ってくるよね・・・」
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2014年05月30日

1章 Part24 ~異世界の存在~

向日葵「でも、その異世界って、何なんだ? ガオ?」

ブタねこ博士「実はの。時折、夢のような感覚の世界に導かれ、誰かが、ささやくそうなのじゃ。で、誰かを探しているらしい。で、違うことがわかると、異世界を見せる。その世界は、どうも、あらゆる英知の集合体のようなものでの・・・」

ざららん「皆、何らかの成長をして出てくるんですよね?」

アカねこ助教授「はい。リスキーも、いざなわれて、あのようになったと。それ以前は、結構ないたずら者だったんですよー。」

ユッキー「わたしは、精力や夢についてはよくわかりませんが、諸外国を旅していて、ここ数年で、魔法の概念が異様に高まっているのを感じました。」

ざららん「うーん。みんな、どちらかというと、楽しそうに、魔法をつかうよね。」

ユッキー「そうなんですよ。なんでも、ここの橋を渡って、あるものを採取したとかしないとか・・・ それが、魔法につながるとか平和につながるとか・・・」
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2014年05月31日

1章 Part25 ~環境草花と地震大国~

ブタねこ博士「暖か草と揺れない草じゃろ? これらの草花は、やはり、魔法発祥の地である、ごま世界にしか咲かず、ここに自然に咲いたかは疑問なのじゃ。先人の文献によると、とても人が住めるような場所ではなかった・・・ などと書かれておったり・・・」

ゲッキー「地震大国だったんですよね。」

しろねこ「あー。それ聞いたことある―。」

緑の縞猫「さっきも、割れ目のところで話したよね。」

ブタねこ博士「そうじゃ。なんせ、この2つの草花は、どういうわけか、自然界から精力を取り込むことができ、しかも、この辺一帯の環境を、穏やかなものへと、進化、適応させることができるらしく・・・」

アカねこ助教授「そう・・・。本来生きてはいない物質現象にも、生命に宿る成長という原理が働くみたいな・・・」

しろねこ「大地が丸ごと生きている・・・みたいな?」

ブタねこ博士「まぁ、そうじゃな・・・。」

わたげ「そういえば、精力と魔法の話はどうなりました?メェ・・・」

ざららん「たぶん、両者は同じものだと思うのです。」
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2014年06月01日

1章 Part26 ~みんなでパーティー(≧▽≦)~

アカねこ助教授「とは言え、才能、手法の他に、いろいろ違いがあり、どちらかというと、精力という原理が色々な事象を生み出したのでは・・・ と。」

ユッキー「目に見えない、生の原動力というやつですよね。どこかで聞きました。」

緑の縞猫「たぶんね。時間が経ってゆくと、それらが何かに変わるんだよ。」

しろねこ「ということは、それを正しく使っていかなければならないわね。」

向日葵「餅できたガオ! 準備できたガオ!」

リスキー「みんなで、いろいろ作ったよ! キャンプファイアーも、ライティちゃんの魔法でちょちょいのちょいさ!!」

緑の縞猫「よし食べよう!」

ブタねこ博士「ずいぶん長話になってしもうたか・・・ 悪い癖じゃのう」

しろねこ「大丈夫ですよ博士。どう考えても、このグループの興味が深かったんです。」

さ!おいしい料理。みんなで食べよう。

月は今日も輝き、風は気持ちよく、何より香る料理とジュース。炎のほど良き燃えし、宵が合わせた、この催しは、大勢奏でる世の笑顔。
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2014年06月02日

1章 Part27 ~王政だけど 民主制~

緑茂る。葉は露に濡れ、丘も誰かが抱くような、鮮やかな味。

ハートのねこ♡ は、駆け抜けていた。

ブタねこ博士「そりゃ、正式に王位につかんといかんじゃろ!」

アカねこ助教授「まぁ、成り行きというか、他の世界でも王政とかあるみたいですし、民主制に対応する制度や催しは、今からゆっくりつくればよいでしょう。」

しろねこ「まず、農作物の確保ね。」

緑の縞猫「つまり、魚や果物が取れるように、この、今の、誰かが良くしてくれた気候を、維持するということだね。」

ブタねこ博士「へんねこに足元をすくわれんようにの(笑)」

緑の縞猫「はい!」

ブタねこ博士「ったく、あやつ、今頃何しとるんじゃ・・・ ぶつぶつ。」

アカねこ助教授「そういえば、近海に出るらしいですね。何かが。」

しろねこ「へんねこ以外にもいるの??」


[次回最終回! ついに2章が動き出す!!?]
posted by ファンタジー✡とど at 21:49| 1章 💚「リバーラインレース編」 | 更新情報をチェックする

2014年06月03日

1章 Part28 ≪終≫ ~王様誕生!!~

(ファンファ-レ)パパパパーーーーーン

緑の縞猫「じゃぁ、行こうか」

しろねこ「ええ!」

*「ヒューヒュー!! 新しい長だ――!!」

これまでは、ブタねこが実質長代わりだったといえよう。

みんなに喜ばれている。それだけで、ハートのねこ♡ は うれしかった。

きっと争いもなく、平和を築いてゆける。ずっとずっと。

まだ、へんなのいるけど(笑)

かくして、王位を無事継承した ハートのねこ♡

緑の大陸は、安定したまとまりを維持することとなり・・・

自由から国へ、彼が見出したものは、決して、彼を縛るものではなく、むしろ、生き生きと、すべてを創るものとなる。

ひとまずお話はおしまい! これから、何が起こるんだろうね!

緑の縞猫「あ、でも、気ままに遊びに行けなくなったりする? よし、さっそく、自由な王政の民主制を考えよう!!」 しゅばーーっ!!


1章「リバーラインレース編」≪完≫


次回からは〝2章「マジカルスノー編」 〟を連載します! お楽しみに♪(≧▽≦)
posted by ファンタジー✡とど at 20:40| Comment(0) | 1章 💚「リバーラインレース編」 | 更新情報をチェックする