しかし、なぜか、ヤツには、森ぬしが、見えた。
ヤツが、魚の姿をした 森ぬしを ひと噛みして ほおばったとき、森ぬしから、怒りが、爆発した。
森ぬしの 全てのエネルギーを 使った 暴発 は、森ぬしの 心までも 奪い、この森の中に はっきりとした なにかとなって 存在する羽目に なってしまった。
ちなみに、ヤツは、そのとき、ひとたまりなく、消滅したと 言われている。
その後、森ぬしは、記憶と目的を求めて、無念さから、住民を 襲い始めるように なったらしい。
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