紫色をした、へんな [ねこ] のようなヤツ がいた。
そいつは、へんねこ そっくりで、一説によると、とこかで、先代のような接点 が あったという。
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彼は、ある池に 目を付けた。
その池の魚は、黄金の魚である、と、嘘をついて。
そして、世間に 噂を広げた。
ジャマなヤツ だったのだ。
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しばらくして、その池は、荒らされた。
魚は乱獲され、自然のままの 美しい景色は、そして、命は、こわれてしまった。
二度と、元には 戻らなかったのだ。
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