ネク=ギグントだけでなく、空の影でおなじみの、魔の工学技術の悪用により、亡者のエネルギー集積によって作り出された 数々の怪物たちが、レアールを 襲った。
彼らは、ひとつの目的に 動くように プログラムされている。
それは、レアールの魂に呪いをかける くさびをマークすることだった。
巨体であるレアは、それに 最終的には 気付かずに、空へと還ってしまう。
命として非実在になっても、大魔王召喚の要領で、邪竜召喚が可能となってしまってからでは、遅すぎたかもしれない、というところまで、運命は迫っていたのかもしれない。
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とは言え、イブルマは、ヌースを知らない。 ネク=ギグントに、魔のシャドー、そしてイブルマ自身も、レアールと 何度も闘いを仕掛けている。 しかし、十数年前では、すでに、環境草花が広がっていた。
2020年09月08日
9章 Part121 ~黒情から混戦との古近史✦~
posted by ファンタジー✡とど at 16:00| 9章 💜「魔の世界✦編」
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