イブルマ「もう、すべての戦争です。 ――― 千年を超える、私たちの戦い。 元は 私も 生命だったように思います。 いつしか、私は、生あるものが老いること、そう、美しいものに 嫉妬するようになったのです。 ――― かつてより、大魔王さまは、私にとって都合のいい・・・いえいえ、分かってくれた存在。 ――― 私の 力の増大の 触媒として、古来から、黒魔術で 召喚できるような、そんな あなたは パートナー。 今でこそ、アマプティニヌスさまですが、昔は、シックで 名前などない魔王。 さあ、魔の鬼兵軍団、レアールを欲する 大魔王に誓って、長き時、幾度も攻め入り、天の世界にまで 空の影を とどろかせた、その力。 個体換算で100万の兵力よ。 あなたたちは、痛みを感じません。 生命とも 違うものです。 さあ、時は来たれり。 今、土となった、巨大人、ネク=ギグント大種の称号、今 その力、すべて解き放つのだ。」
数えきれない、気配が動く。
緑の♡猫「なんだろう・・・? この、心が、大峡谷のように 脈打つ圧迫風は…。」
2020年09月02日
9章 Part115 ~大種![巨大人:ネク=ギグント]~
posted by ファンタジー✡とど at 16:00| 9章 💜「魔の世界✦編」
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