カモメの郵便屋さん「おへー? ねっこさーーん!」
名もなき猫「おおおおお! 元の心地よいすてきなところに戻ってる――。」
カモメの郵便屋さん「なにがあったのーー?」
名もなき猫「かくかくしかじかで、最後、そのエスカルゴさんは、すべて思い出したみたいだよ。」
カモメの郵便屋さん「そうなんだよね。誰しも、自分を保てなくなるほどの大きな事実を知ると、心に地震が起きるんだ。郵便は、それをゆっくりまろやかにしてくれる。だから郵便してるんだよ――。」
つまり? エスカルゴ君は、その真実の地震によって、彼の取り巻く環境が不安定になった… ってこと。
ふしぎな木「そうですね。そもそもこの世界は、安定という不安定によって構成されているのです。」
2014年12月05日
3章 Part48 ~リターン~
posted by ファンタジー✡とど at 21:22| 3章 💛「夢の世界編」
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