向日葵「つまり、魔法には、ごま三さんも知らない世界がある・・・ と。」
ごま三「まさか故郷が…。あのようなお姿に…。すぴー・・・zzzzz」
しろねこ「寝ちゃった…」
ブタねこ博士「限界を超えたんじゃろ。集中しすぎると、意識が夢へと移行するらしいからの。」
向日葵「この人にとっては、この目に見える現実だけが、現実じゃないんだろな。」
しろねこ「夢もまた、魔法と関係するかもしれないね!」
緑の縞猫「しばらく、寝かせておこう。」
わたげはふわふわと、王宮を飛んでいた。
ああ、王宮と言っても、煉瓦でつくった、そんなに大きくない、地味でもない、質素なもの。あえて言うならば、あの後、みんなで作ったんだよ。基本は、皆、自然の中で暮らしているしね。
なんて語っている間に、やつが、じわじわと、進行していた。わたげは、その影を見て、少し、ふわふわするのを… やめた。
2014年06月08日
2章 Part5 ~わたげは見た! 何者かの進行~
posted by ファンタジー✡とど at 19:48| 2章 💙「マジカルスノー編」
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