ハートのねこ♡の大冒険 ☀ (≧▽≦)☆彡

✧


。

。


〝スーーーーーーーーーー・・・。 おいしい ね。〟


。


。


。


。


。


。


☀


冒険だいすき✧ちゃっかり王「間がすごいな。静かな。 」


❀


。


。


。


。


。


。


。


♡


パイン色の石像「わたくし 思ったんですけど。 空へ上る勇気。それは、ひとりになること、自立することでは、ないでしょうか？　そして、色を 抱きかかえる ハートのキス。 これは、みんなと、いること。　自分の目的を、持たないこと なのでは ないでしょうか？」


ラクダ馬車「それって、他律性やろ？ あんさんが 目的を 持たへん 場合、あんさんの 周りのもんが、代わりに 考えて、その目的に 同調するわけやねん。 周りに、目的を持ったもんが いるっちゅーことは、主張のタブーを 犯しとることになるやろー？」


。

。


♡


〝キミ、するどいね。 その通りなんだよ。 現代人は、皆、生活のための きんきらきん✧を稼ぐために、必ず、就職活動をする。 これ、目標ね。 ――― まず、これによって、全員、勤労するという目的が、漠然と 一致するんだ。〟


✧


。

。


ゆめのしまりす♡「(≧▽≦)♪」


☀


ふつうの木「ハートのりす♡ さん は、話を 聞かずに、踊っています ω 」


❀

❀

冒険だいすき✧ちゃっかり王「漠然と…。 では、ダメなのだろう？」


✧


〝そうだ。 攻略法は、深みにあるんだ。 空と色の ２つの風。これは、ほとんど、タイプに なるのだ。 例えば、芸術分野。　歌手。これは、自立や、一人 立つことを、象徴する。空に昇る 勇気なのだ。一方、アニメーター。それは、融和、周りとの ふれあいに、喜びを 見出す。 色に帰る 愛なのだ。 自由とキス。 この２つのタイプ・生き方は、本来、出会い難く、理解されずに、皆、一生を終える。 ―― なぜそうなのか？ 空の人と 色の人は、どいつもこいつも、深みを欠いているからなんだ！〟


。

。


❀


パイン色の石像「みなさん、人生、いろいろ、おありの ようですねー(。-∀-) 。。 ―――――――――――― 。。。。。。。　 では、ダメなんですねっΣ(ﾟДﾟ)！！」


ラクダ馬車「あかんのやろな。」


✧


☀

✧

〝目標、つまり、夢を持って 叶えていくと、いつかどこかで、その無意味さに、矛盾に 気づくのだよ。　空は、自立できるが、ひとりぼっちだ。 楽しくない。 また、色は、きれいだが、埋もれているだけで、何のために 輝いているのか わからない。　というわけで、空は形を、形は空を、ずーっと 目標の イベントに してきたんだ。 歌手が アニメ ばかり 見るように なるのは、アニメーターが 歌 ばっかり 聴くように なるのは、この現象だよ！〟


。

。


☀


ラクダ馬車「なるほどなぁ。 わいでも 説得させられる、筋の通った 理屈やわぁ。」


。

。


❀


ふつうの木「問題は どうやったら、その矛盾に 気づける 経験値を 得るか、ですよね。」


✧


冒険だいすき✧ちゃっかり王「到達、つまり、それが、行動ではなく、行為で なければ ならない、ということだの。 空の自立は 能動の意志。 色の他律は 受動の融和。 空の人が、意志を持って 融和しても、色の人が、受動的に 自由になっても、中途半端な、ただの、行動、となるんじゃ。 これでは、意味がない。」


♡


パイン色の石像「社会が 混乱していくのも、分かりますねー。」


。

。


❀

☀

〝現代人は 便利さと引き換えに リスクを引き受けない。 面倒なことを、誰かに任せて、ほおり投げるのだ。〟


❀


ラクダ馬車「下請けする他人が、その面倒ごとを、押し付けられるわけやんな！」


。

。


✧


〝そうだ。トランプのシチナラベや ババヌキの、ジョーカーの 押し付け合いのように、自分の夢を、他人に 叶えてもらおうと するわけだよ。 自分しか 叶えられない、夢を、だよ？〟


。

。


ふつうの木「もう、こうなったら、夢なんて、持っていませんよね？」


♡


〝そうなんだよ。　夢は、自分で叶えるもの。 ただし、アニメーターにも 言える。　ここで、リスクの、知られざる、メカニズム について、話そうね。　リスクって、嫌なものだと… 思う？〟


✧


☀

☀

冒険だいすき✧ちゃっかり王「いや！ 大冒険のワクワクは、リスクを 恐れと思い込んで、金メッキを施すこと、ではない。 その中身だ。 本当は リスクという 言葉自体が、いいわけなのだ。」


❀


〝そうだね。 夢を厄介ごとだと みなした 現代人は 夢を捨てた。 そして、何らかの 機械になってしまったんだ。 感情の機械。 同調の機械。 本能の機械。〟


。

。


パイン色の石像「リスクって、躓くことを 恐れることですよね。 躓くことに 意味は ないんですよ。 だから、怖がるのは、卑怯なんです。 体験したことのないことを、さぞ 体験したように、口から 出まかせを 言っているのです。 まだ 生まれても いないのに、生まれたことを、怖がっている。 それじゃあ、生まれなければいいのに。 なのに、生まれちゃうんですよ。 そのうち。」


✧


。

。


〝生まれてきたく なかった。 その主張は、可能性という 命 を、どぶに 捨てる ことなんだ。 可能性って、一度 失ったら、もう 元には 戻せない。 みんな、命には 限りが、あるんだよ。 みんなね、これを、可能性を、捨てることを 恐れているんだ。 取り返しが つかなくなること だから、怖がるんだ。〟


♡


ラクダ馬車「そやけど、自らで、可能性を、どぶに、捨てとるわけやろ？」


☀


〝そうなんだ。 それに 気づかない ふり を している。 現代人が 編み出した、就職活動という儀式は、可能性を活きる 大冒険を することを、誰かに任せて、楽しようとする 手続き。 会社とか、先生とか、先輩とか、親とか、誰かに 進路を丸投げして、それが 唯一の道なんだって、自分を、殻に、押し込めるんだ。 本当は、そんなもの、無いのにね。〟


。

。


ラクダ馬車「楽しよう とするから、夢を 失うんやね。」


❀


✧


〝そうだよ。 便利な乗り物と 引き換えに、そんな文明の 犠牲に、夢は 捧げられたんだ。 さびしいよね。 代わりに、夢を リスクと 呼んで、それを、病気のように 嫌い始めた。 大冒険が疾患だなんて、わたしは さびしい！〟


。

。


✧


。

。

☀

ラクダ馬車「きんきらきん✧を、大量に 蓄えよー 思た輩が、おるわけやろ？　きんきらきん✧を 見せびらかして 周りを 自分の 野望のために 行動させられる わけやん。 自分の 周りのもんを、みーんな、同じ 目標に 引きずり込んで、組織に するわけやん。 これ、自分の 可能性を 忘れとるやろ。大冒険に ワクワク せーへんやろ？ でも きんきらきん✧の力で 何でもできる 思ーたら、楽したく なんねん。 そやから、その省略手続きシステムの、きんきらきん✧の 慣習を、否定するもんを、ビョーキ扱い するんやろうなぁ。」


。

。


✧


〝だけれど、ワクワクのために、可能性を引き出し、大冒険をする者は、それを ビョーキと 見なす 因習である 世間の矛盾と 戦って、否定するしかないんだよね。〟


☀


ゆめのしまりす♡「あーーーー。 それ、なんかわかるーーーー(≧▽≦)」


。

。


ふつうの木「とーーっても 元気に 起きてきた、しまりすさん♡」


✧


。

。


❀


ゆめのしまりす♡「ボクは、リバーラインを 渡し船で 往復していたんだけど、みんなの 期待に 応えなきゃって 思ったら、自由じゃ なくなったんだー。 これ、みんなの せいに しているって ことだよねー。 ボクは、それに 気づかなくってー。 湖にある 小島で、ちょっと、弱音、吐いちゃったんだー。」


。

。


ふつうの木「ハートのりす♡さんは、きっと、旅に出るのが、いいんですよ。 また次の、大冒険に！！」


✧

。

。


☀


〝そうそう。 ボクは、それが 言いたかったんだ。 この夢は、キミが 見始めたもの。 キミの夢 なんだ。 それが、いろんな 人の夢と 重なって、今が できているんだよ。 そして、これからも、キミの夢は、続いてく。 キミの仲間は、増えていく。 みんなが、自分の夢を持って、この先の未来に、進んでいくんだ！〟


♡

☀

冒険だいすき✧ちゃっかり王「おお！ いつのまにか、鏡のような 空の海の 空気の世界 は、かなり 高いところ まで、上昇しておるな。」

パイン色の石像「わたしたちは、海の底のような 空の地上の１階に 導かれていたんです。サンゴ礁とか 岩とかの ホログラムの景色が 周りにあるところですね。 地面は、エレベーターの、浮遊大陸だったようです。 今、わたしたちは ７７階くらいまで、海のような 空のようなところを、円柱型に、上昇していますよ！」


ラクダ馬車「なんや、こころ、洗われる、景色やなぁ。 一番 上まで行ったら、何があるんやろ？」


✧


〝最上階は、１００階なんだ。 テストを 受けてくれた 君たちには、そこへ行く 可能性が 与えられているんだ。 そして、１００階まで 行けたらね。 リスキー！ キミの 心の奥にある 願い を、ひとつだけ 叶えてあげるね。 〟


ゆめのしまりす♡「ボク…。なにか 願いたいな…( ˘ω˘) 」


❀


〝そういえば、パイン君。　キミは、なりたいものが、あるんじゃなかった？〟


パイン色の石像「わたくしの役割は 可能性にあるって、ゆめさんから 聞きました。 しかしですねーー。 私は、それを 自分で 見出していない！ それじゃあ 楽したことに なりますねー。 というわけで、わたくしは、誰かの役に立つために、自分で進路を決めようと 思いまーす。」

ゆめのしまりす♡「はーーーーい(≧▽≦)」


✧


パイン色の石像「ハートのりす♡さんは、わたくしを、いろぬり♡ してくれましたよねー。 わたくし、パイン色、大好きなんですー。明るいでしょー。 ほら！ 今の、ファインな性格も、ハートのりす♡さんが、わたくしの 可能性を、引き出してくれたから なんですねーーー。 そ・こ・で！ わたくしから、要望があります。 ハートのりす♡のお願い、わたくしが 叶えていいですか？」


。

。


☀


〝間もなく１００階に到着だよ。 わたしができるのは、パイン君に、リスキー君の ゆめ を、叶えてもらう ことなんだ。 パイン君の、決意が、みんなを、１００階に、到達させる、答えだったんだよ！〟


ラクダ馬車「わいら、全員、１００点 満点 かいなーー (*´ω｀*) 」


♡


〝最後まで 気を抜かないでね。まだ 最後のテスト問題が 残っているよ！ リスキー！ キミの願いを、言ってみて。 キミのその心の奥にある、今 一番深い願いに 気づいて。 可能性の扉を、開くように。 そうしたら、パイン君は、必ず キミに、答えてくれる！〟


✧


ラクダ馬車「どーんと、言いなーー。」


☀


。

。


ゆめのしまりす♡「ボクは・・・・・・。」


。

。


ふつうの木「頑張って(≧▽≦)」


冒険だいすき✧ちゃっかり王「ちゃっかり！応援しておるぞ！！」


✧


パイン色の石像「聴くよ！きいてるよ！！」


。

。


✧


☀


ゆめのしまりす♡「ボクは、ずーーーっと、みんなと、一緒に いたい(≧▽≦)✧　いつもの ウキウキな 日々を、続けたい ！！ 」


✧


ふつうの木「ふつうの願い…ですね。」


冒険だいすき✧ちゃっかり王「でも、それが、一番、難しい！」


♡


パイン色の石像「その願い、叶えたよ！！」


。

。


ラクダ馬車「なんや、これから、おもろいことが、始まりそうですわー。」

。

。


✧


☀


❀

✧

〝よし！ これで、私の役割は 終了だ。　クリア、おめでとう。　では、エンディングだよ。　今度は、エレベーターが、１００階から、下降していく。 そして、１階に 着いたら、みんなは、元の世界へ、帰っているんだ。　リスキー！ キミには、特別席を、用意しているよ！！〟


ゆめのしまりす♡「うわぁい！ありがとー(≧▽≦)☀」


☀


そして、エレベーターは、下降を始めました。


まばゆい光が、ハートのりす♡さんと、ゆめさん だけに わかるように、それぞれの 意識を 包み込み、そして、空海の、シーラカンスも 泳いでいる、上も下も 果て無き、ふしぎな空間に、導かれたのです。


そして、ゆめさんは、リスキーに、話しかけます。


。

。


――――――――――――――――――――――――――


キミは、もうすこし、落ち着かなければ、ならないね。


✧


そう。 やがて、キミは、たくさんの、冒険好きの、仲間を得ると思う。


今のようにね。


。

。


☀


しかし、キミの その、やんちゃさは、この迷宮で 目立ってしまったろう？


。


❀


。


そうそう。


もっと、落ち着いて、そして、これからの、行くべき道を、キミは 探さなければ、ならないんだ。


そう思うよ。


。

。


✧


キミが・・・。　ね！　ここで、この、静寂を 感じれるくらいに 落ち着けるように なったら、わたしは、キミの 仲間に なれるんだけどな。


。

。


キミの その 可能性。


♡


運命という、仲間にね！


☀


。

。


✧


❀


――――――――――――――――――――――――


。

。


✧


〝そうだ リスキー君。 何か ひとつ、願いは あるかな？ 〟


☆彡


。

。


ゆめのしまりす♡「大冒険が したいな(≧▽≦)！」


☆彡


。

。


☆彡


。

。


〝わかった〟♡


✧


。

。


☀


。

。


✧


〝ほら！ パイン君の石像を、うーん(≧▽≦)と カラフルに しておいたよ！ これで、たのしく、なったかなぁ？〟


❀


ゆめのしまりす♡「きっと(≧▽≦)✧― ボクは思うんだ。 木さんのように、ゆめには、かみさまがいる。 パイン君だって、かみさまじゃないかな？ パイン君にも、無限の可能性があって、いろいろな 石像の かみさまのトモダチが、いるかも！って、思ったよー♡」


☀


〝そうだね。 きっと！！〟


✧


(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡


✧


。

。


サァァァァァァァーーーーーー・・・


。


。


。


。


。


。


。


。


✧


ふつうの木「ハートのりす♡さん。さようなら。 また、逢う 日まで (*'▽')！」


♡


ラクダ馬車「みなさん、きっと、わいのこと、忘れてしまう 思うけど、ラクダ馬車を 忘れても、ラクダは 覚えとってなー♡」


❀


パイン色の石像「ハートのりす♡さん。出会えて ありがとう(*´▽｀*)」


☀


冒険だいすき✧ちゃっかり王「ちゃっかり、どこかで、会いたいのー！」


。


。


。


。


サァァァァァァァーーーーーー・・・・


。


☆彡きらぁん！


―――――――――――


。

。


そして みんなは、この 夢の 出来事を、記憶に とどめず 大切に、かがやきへ 預けていきました。


時のかなたに ―― そっと、


☀


。

。


そして、また、時が流れていくのです。


。

。


――――――――――――――


。

。


――――――――――――――


。

。


――――――――――――――


。

。


――――――――――――――


。


。


。


冒険だいすき✧ちゃっかり王「なんじゃろうな？ この、石像は？？」


☀


✧

✧

ここは、緑の大陸。もりのみちエリア♪

今朝の ゆめ から 新たな 目覚め！


☀


リスキーは すてきに 日々を活きます。

そして、また、季節は巡りました。


♡


もりのみちのフレンド✧うさちゃん☆「でーーっかい、砂時計、もりのみちの シンボルに なってますね！」


。

。


ふしぎな木「ハートのりす♡さんの、ホームのそばに、１日計れる 砂時計は、設置されたんですって。 これを 自動制御できるようになれば、正確な時計に なりますね！」


☀


りすさん家は、船着き場・右岸にあって、リバーサイド沿いのみちを、みーんな 通るんですよ♡


✧


。

。


❀


リスキー「ボクさぁ、温泉探しに、ブラり旅に 出よーかなー(*´ω｀*)」


もりのみちのフレンド✧うさちゃん☆「ホントは 大冒険に 出たいんじゃないのー(≧▽≦)？」


リスキー「そーなんだよねーー(≧▽≦)」


。

。


もりのみちのフレンド✧うさちゃん☆「やっぱりね ‥ 」


❀


ふしぎな木「ハートのりす♡さん。 さらなる 大冒険に 出たいって 気持ち、日夜 どんどん、強くなってるんですね！」

☀

もりのみちのフレンド✧うさちゃん☆「リスキー？ なにしてるのーー？？」


リスキー「新しい、渡し船の 設計図を 描いてるんだー(≧▽≦)」


もりのみちのフレンド✧うさちゃん☆「へぇーーー。」


❀


ふしぎな木「そして、１週間後。」


。

。


❀


リスキー「出来たーーーーー(≧▽≦)♡」


✧


。

。


うさちゃん☆「なっがーーーーーーーーい(*‘∀‘)。。」


✧


でんでんでんでんでんでんでんでんでんでん！！


☀


リスキー「１０人乗りだよー。 オールを１０人分で 固定しておいたから、みんなで 乗れるよー(≧▽≦)！ 名前も 付けたんだぁーー。 ココナッツ号の 兄弟だからーー。 ココナッツ号グリーン！！ ココナッツ緑号♡ だよぉーー(≧▽≦)　かわいがって あげてねーー♡✧♡✧♡」


❀


ふしぎな木「そうして、ハートのりす♡さん 新型の小舟 ココナッツ号グリーンは、渡し船デビューを 果たしました。 この舟に ピッタリの、すてきな名前ですね！」


❀


もりのみちのフレンド✧うさちゃん☆「これで 渡し船は セルフサービスに なったんだね。 リスキーの やさしさ♡ もりのみちの みーんな うれしいな (*^▽^*)！」


✧


。


♡


。


☀


ふしぎな木「うさちゃんは、最近、さびしそうです。　出会いがあれば、別れもあります。 ハートのりす♡さんは、そっと、旅支度を 整え始めたのでした。」


☆彡