2022年03月01日

[✱]章 Part285 ~〝見聞〟~

ブタねこ博士「おぬしら? そろそろ、頃合いだと思うのじゃが、レッドリとミルキィも おることじゃし、一度、西の国々へと旅に出て、見聞を深めんか? 新たな発見が、この緑の大陸を、さらなる姿にする、そんな気がするぞい。」

ミルキィ「そうですね。自分も一度、西の故郷へ帰って 様子を見たいと思っていました。」

しろねこ〔*〕「ミルの故郷って 西の国の中でも、ずーっと向こうの方なんだよね?」

レッドリ「そうだよ。レリッドフォークへ ミルは ポリス活動を学びに、さらに西から やってきていたんだ。 まだ子どものころだけどね。 僕らが出会って、真の相棒になったのは、さらに後。 大人になりゆく時だよ。 」

緑の♡猫〔*〕「西の国には、見たこともないような景色、文化、歴史が息づいてるんだね。」
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2022年03月02日

[✱]章 Part286 ~おさんぽ♡✧おさんぽ♡♪~

レッドリ「以前、ハーティー💛たちに言ったよね。西の国から この緑の地へ 来たときに。 世界の治安は まだ、いいとは言い難いって。 でもね。 ハーティー💛たちと冒険してきて、私のこの考え方は、ずいぶん変わったんだ。 環境草花は、こころのしんぴは、夢を見せる。僕らは、その夢の結晶なんだって。つながり。その温かみは 世界を越えて、人々を成長させてゆく。」

ブタねこ博士「その通りじゃ(≧◇≦)! そうやって 世界は、前に進んでいくんじゃ。 おぬしたちが、最初、わしに会いに来た時、こうなるような気がしておった。 わしの望みはの、世界が、より豊かに、仲良く つながっていくことなんじゃ。」

しろねこ〔*〕「平和な世の中を見に 西の国へ おさんぽに 行くんだね(≧◇≦)♪」

レッドリ「そうだよ!ホワイト。これから世界は、緑の大陸は、マジカルスノーは、さらに、よくなっていく。 夢でね、ふしぎな声が 言っていたんだ。もうすぐだって。」
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2022年03月03日

[✱]章 Part287 ~虹の向こうへ(≧▽≦)☀!~

博士の提案も もっともでした。

これから、世界は、さらに協力して、互いの強みを称えながら、互いのウイークポイントをかばいながら、争いのない世界でいられるように!

それが、レッドリたちの 旅の目的なのですから。

――――――――――――――

緑の♡猫〔*〕「こうしてさ、4人で、橋を越えるのって、初めてだね。 僕ら2人は、よく、橋の上で、本を入手しがてら、ガイドをやっていたんだけど、虹のアーチから、旅に出る感覚って、なんか、すごく、いろいろ初めてで、もったいない感じ!」

しろねこ〔*〕「過去では、橋が架かっていなかったから、そのすばらしさが、実感できるね。」


ハーティー💛たちは、いよいよ、西の国への旅に 出かけることになったのです。
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2022年03月04日

[✱]章 Part288 ~リルの〝道〟~

レッドリ「ハーティー💛!ホワイト! この旅の目的はね。実は、ちょっと個人的な目的もあるんだ。 僕たちはね。君たちに偶然、この橋のたもとで、出会った。 そして、感謝しても しきれないような、すばらしい、時に、ぶっとんだ、冒険ができた。 僕たちは、その恩返しがしたい、けど、友達に対して、それも よそよそしいかなって。」

ミルキィ「リルはね。レリッドフォークで、フォークジュール家にまつわる、伝説を 確かめたいんだって。 ジュール家にはね。代々、妖精に関する、伝記があるんだ。 まだ リルの両親しか知らない、妖精とフォークジュール家の使命、リルが確かめたいと、故郷に帰り、これまでのこと、これからのこと、そこに ひとつの区切りを つけたいんだって。 僕らのやってきたこと、それが、リルにとって、真に正しい道に沿っていたのか、フォークジュール家とリルの縁、それに関する 確認でもあるんだ。」

しろねこ〔*〕「うん。リルが、私たちとはまた違う、すごいものをしょっているのは、よくわかった。 過去のさ、世界って、私たち 歴史を少し変えたじゃない? リルたちと私たち、出会うことが、できるかな?」
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2022年03月05日

[✱]章 Part289 ~きっと!きっと!~

緑の♡猫〔*〕「僕たち2人がね、レッドリとミルキィに出会わないなんてさ、考えられないじゃん。もしそうでなかったら、リルのふしぎな夢の力なしで、僕たちは 旅ができたのかなって、思うんだよ。」

ミルキィ「自分も、ハーティー💛たちと出会えなければ 博士に精力を学ぶこともなく、リルのぶっとんだ、これまでの姿を、真に受け入れることも できなかったかもしれないよ。」

レッドリ「いつか、過去のハーティー💛たちにも、会ってみたいものだね。 きっと、仲間とともに、僕らに勝るとも劣らない大冒険を きっと繰り広げていくんだよ。」

しろねこ〔*〕「いつかさ。私たち、彼らの助けに なれるかもしれないよね。私たちが思っているよりも、世界って、広いもの。」


そう。虹の橋を渡る 4人のすてきな者たち。

過去も未来も受け入れ抱いて、彼らがこれから向かうのは、仲間の故郷。 虹のアーチでつながる、リーフウェブロード、その諸外国。
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2022年03月06日

[✱]章 Part290 ~〝リーフウェブロード〟~

虹のアーチを渡って、リーフウェブロード、世界道に入った4人は、その白くてきらきら光る、砂がふみ固まった、まほうの馬車が行きかうことができるくらいの幅の道、まわりに緑あふれる草原の白き道を、歩きながら、ゆっくりと進みます。

幾日も幾日も、4人は、わきあいあい、旅を楽しんでいます。

平和な日々、あたたかな、しんぴ草の環境にあふれた、世界の香りに、急ぐことなんてないんだ これからずっと この味が続くんだ、そんな うれしさと、確信が ついて、とても、穏やかです。


緑の♡猫〔*〕「レッドリの故郷までは どれくらいかかるの?」

レッドリ「正確にはわからないけど、緑の大陸を端から端まで歩いた感覚からだと、レリッドまでは、緑の大陸2つ分くらい、ある距離だよ。 ミルの故郷は、さらに、西へ、緑の大陸1つ以上ある。 レリッドは ちょっとだけ ここより北に出っ張ってるんだけど、ミルの故郷は ここより割と南なんだ。 それも、距離が伸びてる要因かな。 ああ、でも、世界道はね、白くてきれいなのが、ずーっと端まで延びてるよ。だから、初めてでも、迷うことはない。」
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2022年03月07日

[✱]章 Part291 ~世界道の夕焼けドキ💝~

ミルキィ「自分は、幼き頃、祖国の発展のために、レリッドフォークに、世界道を通って、幾日もかけて、旅をしたことを覚えているよ。 ワクワクしていたような、新しい生活に、心配な気持ちもあったような…。 今はね。みんなと居れて、とてつもなく楽しいよ。」

緑の♡猫〔*〕「遠いね\(◎o◎)/!結構。 想像してたけど。」

しろねこ〔*〕「マジカルスノーとも交流が始まったから、時々、雪の白馬2頭で走る、まほうの馬車が通るけど、レアだからね。私たちは、歩きだね。楽しんでるけどね。」


きれいな夕日。暖かな夜に星を見ながら、みんなで晩御飯を作って、おやすみ。

そんな日々とともに、旅は続いて。
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2022年03月08日

[✱]章 Part292 ~西のキャンプ地~

ここは、虹のアーチから西の地。

その、キャンプ地の広場です。

まほう馬車が、2台。 屋台を兼ねて、よろず屋さん。 割と何でも売っています。


緑の♡猫〔*〕「結構歩いてきたけど、まだ、町の影すら見えないね。」

レッドリ「この広場は 商人たちの休憩所でもあるんだ。簡単な湖もあって、いいところだよ。」


わずかに土色を含んだ 白い砂の土の広場。グリーンフィールドに オアシスのような、見渡す限りの広場に テントがちらほら。


ミルキィ「虹の橋からこの辺までは、あまり目立った山がないんだよ。 基本的に、草原が広がっていて、大陸は 東西にやや長く広がっているんだ。 インフラが整わないから、人が住むエリアとしては、まだ早くて、むしろ、この長い世界道らしい旅情を好んで旅をしている商人や冒険者が多いんだよね。」
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2022年03月09日

[✱]章 Part293 ~よろず屋商人♡~

レッドリ「このキャンプ広場では、情報や持ち物との交換で、物を買うんだ。 基本的には、どこの町でも一緒。 緑の大陸のガイドをやっている2人なら、交渉次第で、色々買えるよ。 私も、緑の大陸で、珍しい木の実とか、博士たちと採取して研究手伝っていたから、簡単なキズ薬とか おつまみとか、結構売れると思う。 このキャンプ地までが遠いからね。博士の研究を見てるとき、ここに来れたらなって、ずっと思ってたんだけど(笑)」

ミルキィ「掘り出し物も多いけど、ここへ来る商人たちは、鮮度の高い保存食を売っている。 おいしい水とかもね。 交換にはコツがあって、基本は、僕らは 必要な食料を買おう。 ホワイトたちが頼まれている いろいろな本はね、もっと先に、いい街があるんだよ。」

しろねこ〔*〕「へぇーーーー。」

緑の♡猫〔*〕「商人さんたちは 僕らが大陸出身だから 食料を扱うことで、緑のニュース そのブームの品なんかが、目当てなんだね。 馬車だと いろいろ運べるから。」
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2022年03月10日

[✱]章 Part294 ~ぐっすりと~

ハーティー💛たちは、ガイドの経験もあって、うまく、おはなし。

ふっかふかのテントのベッドで、ぐっすりと。


割とレアだと話すリルたち、仲の良い4人は、さらに西へと向かいますよ。


―――――――――

ミルキィ「この辺から、世界道は、やや北にも延びてくるんだ。 西北西より、もう少し、西よりかな? レリッドフォークも、うーんと西の、まだ北だよ。」

レッドリ「まだまだ、世界道は、一直線に、延びてるでしょ? 草原が多くて、すこーし、小さな山が その辺に見えるけど、冒険のやりがいが あるところではないよね。 今は、まっすぐ、進もうね。」
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