2021年12月01日

[✱]章 Part195 ~森林の中の..ふしぎな道!~

木は ほぼ同じ種類で、下側には たまに オレンジと赤色のキノコが 生えています。 そして ハートのねこ♡たちは、お腹が全然減りません。 木は、ハートのねこ♡たちが2足状態の時の、軽く 10倍くらいの背丈です。

かなり 木々が生い茂っているので、葉っぱで 雲空は、 ほとんど隠れてしまって、木の幹には 分かれた枝がなく なんと! 幹の間 地面に 道があるのです。

緑の♡猫〔*〕「正直、こんな 人為的な 道が あって、いいの(・∀・)?」

しろねこ〔*〕「わくわくやぁー♡ーぁん(*´ω`*)」

レッドリ「そう。 まほうみちだからね。 私は 聞いたんだけど まほうみちって 僕たちの夢 とも言えなくない 世界なんだって。 つまりね。僕たちが 夢を見るじゃない。夢って 誰が作ったわけでもなくても、皆 同じ 家とか土地を 見ているものなんだって。 例えば 僕たちは 子どものころ 皆 お菓子の家を 見ているかもしれない。 それは 誰かが あるいは 時すら超えた どこかが そのお菓子の家を 建てたってことになるんだ。 僕たちは それに導かれるままに 夢を見る。 簡単に言うと・・・」
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2021年12月02日

[✱]章 Part196 ~まほうの〝かたち〟~


しろねこ〔*〕「簡単に言おう(・∀・)」


レッドリ「僕らの生活様式が、一定の法則で まほうみちの形なんだよ。」


ミルキィ「ということは・・・。 リル! 君は、この続く道は 誰かが作った、それも 僕らも関係しているかもしれない、幻とも言い切れない、って言うんだね。 簡単に言うと、リルの見ている夢は 現実で、僕たちの 夢は幻という認識の方が 非現実的だということだね。」

レッドリ「ああ。ミル。その通りさ。僕らが見ているものは、目に見えるものだけでも、ハートだけでも ないんだ。」


緑の♡猫〔*〕「この道をたどっていくと…。 どこかにつながっているのかなぁ。」

しろねこ〔*〕「たぶんねー(・∀・)」
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2021年12月03日

[✱]章 Part197 ~2人の〝おんなのこ〟✧💝✧~


ハートのねこ♡たちは、霧でおおわれた 森のトンネルのような道をたどって 先へと進んでいきましたが、どこまで行っても 方向が分からずに 木と霧ばかりでした。


レッドリ「ハーティー💛! さすがに、疲れたよ(笑)」


ミルキィ「リル! 君が 夢を見て 核心満々で 冒険気分 出してきたんだよね。 もう少し 頑張ろうよ!」

緑の♡猫〔*〕「レッドリさんは 舞踏音楽的なモードになったら やる気が出る冒険鉄人ですのかな(・∀・)?」


しろねこ〔*〕「でしたかな(・∀・)?✧」


レッドリ「まぁ、そういうことなんだよ。ホワイト(^^ この 木と霧ばかりなのは ムード的に ちょっとねー。」

しろねこ〔*〕「おんなのこは デリケートビューティーが 最優先ですから!」


このパーティーには、女の子が 二人いるのです💝
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2021年12月04日

[✱]章 Part198 ~分かれ道と几帳面♢~

緑の♡猫〔*〕「分かれ道、キタ――(゚∀゚)――!! ね。」

しろねこ〔*〕「来た Σ(゚Д゚)・・・ ね(*´ω`*)」


レッドリ「ミル。どっちへ行こうか。」

ミルキィ「ハーティー💛。 どっちへ行っても 自分は 元の場所に 戻ってきそうな気がするよ。」

――――――――――


4人は、分かれ道を、何度か進みました。




ミルキィ「リルってさ。 微妙に、几帳面だよね。」

しろねこ〔*〕「右しか行かないとは 思わなかった。」
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2021年12月05日

[✱]章 Part199 ~わしを倒していきなさいっ♪~

レッドリ「だってさ。 ホワイト。 私は…。 まず 右にばかり行って、どうしてもだめなら 来た道を戻って、今度は 全部左に行くんだよ。 そうやって 私は 夢を見ながら 探検したんだ!」

ミルキィ「また リルが ぶっ飛んだことを 言っております(・∀・)」

緑の♡猫〔*〕「僕には 分かるよ。 まぁ 僕は、左も右も 選ぶけどね。」

しろねこ〔*〕「そういえばさ 私とダーリンは おさんぽは 4足のほうが落ち着くけど、レッドリとミルキィは 常時2足なんだね。」

レッドリ「まぁ、緑より西の諸外国では、2足が多いかなぁ。」


*「ふっふっふ。ここから先に行きたくば わしを 倒していきなさいっ♪ おお ひさしじゃなー。 ちゃっかり出会ってしまったぞ。 そこのキツネの紳士には 夢で会ったの。」

✧ ・・・。
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2021年12月06日

[✱]章 Part200 ~2足歩行の達人!~

ちゃっかり王「わしこそは、2足歩行の達人!」

緑の♡猫〔*〕「・・・(・∀・)」


彼は、とど あざらし のように まるまるしており、氷の上を 腹で滑りそうなのですが、ローブ状の衣服を着ており、手と顔のみが 目視できる格好なのでした。 きっと、彼の国は 皆、こんな感じなのでしょう。


ちゃっかり王「いや。 わしの故郷では 確か 皆 ちゃっかり そのままだったりするぞい。 ぬいぐるみ みたいで、かわいいぞー。」


しろねこ〔*〕「聞いてない(^^♪」


レッドリ「赤とオレンジの 冠を しているではないですか。 くーださいっ(・∀・)♡」

ちゃっかり王「ふむ。 金の冠👑に 目をつけるとは、おぬし、なかなか お目が高いな…。―― って、あげんぞ! この冠はぁぁぁーΣ(゚Д゚)」

緑の♡猫〔*〕「怒ったぁぁぁぁぁ―――――(。-∀-)ccccc」


しろねこ〔*〕「・・・・・。」
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2021年12月07日

[✱]章 Part201 ~【命名】ちゃっかり公!ロイヤルチャック👑💛~

ちゃっかり王「この ロイヤルローブは ロイヤルなローブじゃ! ブレスなどに強いぞ。ドラゴンのな! ん? ところでのぅ。ドラゴン どこにいるんじゃ―(*´ω`*)?」

ミルキィ「知らないよぅ――――(*´ω`)💝」


ちゃっかり王「そうじゃったか。 おぬし、さては、氷のブレス使いじゃな。さぁ。吐いてくるのじゃ。わし ドラゴンと戦うの夢で、ずーっと探しておるんじゃよ。」

緑の♡猫〔*〕「夢の世界になら…居そうだね(^^」

しろねこ〔*〕「たしかにね(^^」


レッドリ「ミルはね。ブレスは 吐けないよ。 できたら、カッコいイイのだけれどね。 それより、ちゃっかり公! ロイヤルチャック は 氷のブレスは 吐けないのかな?」
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2021年12月08日

[✱]章 Part202 ~ハートのねこ♡は✧紅茶色💛~

ちゃっかり王「おぬしら。 この世界が、夢の異世界であることは 知っておるかな? まぁ まほうみちとして入っておるから、厳密には 夢の世界への途上の道、中継地点の次元だと思うがのぅ。 実は 夢の世界へ行く場合は、夢を見れば 行ける。 まほうみちに4人そろって入る方が、はるかに難しいんじゃよ。 ところで おぬしらの身体が、今 どうなっておるか 知っておるか? おそらくじゃが、おぬしらは まだ気づいておらんようじゃな。 紅茶色の 君。 ちょっと 火の拳法を 見せてはくれんかな。」

緑の♡猫〔*〕「ロイヤルチャック! 僕が 火の体術使いだって 分かるの? でも まだ 火炎のコントロールが 完璧じゃないんだ。 じゃあ 行くよー。」

ちゃっかり王「そうだ。 わしは おぬしの その 流れる精力を感じて わかるのじゃよ。 緑の草花に囲まれて育った ハートが燃ゆる その情熱の色にの。 さて。 修行をつけてやろうかの。」


しろねこ〔*〕「って、ロイヤルチャックって、敵なのΣ(゚Д゚) それとも お助けキャラみたいなものなの??(。-∀-)?????」
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2021年12月09日

[✱]章 Part203 ~炎の奇跡!ファイヤーダンス(>ω<)🔥~

ハーティー💛🔥は、2足歩行モードになって 体を右回転させながら、10°くらい前斜めになって 勢いをつけます。 そして チャックに向かって こぶしに自然な精力を集めて それを 炎に集約していきます。

この霧がかった森の中で ひときわまぶしく光る 炎の軌跡 は、まさに 秘境の ファイヤーダンス ですっ(>ω<)🔥

しろねこ〔*〕「はーい(・∀・)」



レッドリ「ホワイト! なぜ、ここで、はーい、なのー(・∀・)」

しろねこ〔*〕「読者の皆様に、なんとなく、せーので、はーい(・∀・)」

ミルキィ「自分もなんとなーぁく、はぁーーーぁい(*´ω`)」



ハーティー💛は、体を輝かせて、まず 手のひらを内側にし 左こぶしの甲から 炎の鉄拳を 繰り出しましたっ。


・・・。

ぽちゅつっ。


緑の♡猫〔*〕「あれ(・∀・)?」


チャックの前で ハーティー💛の炎のこぶしは 燃え尽きましたっ。

しろねこ〔*〕「今まで、よく 頑張ってきたなぁぁ――――っ(*´ω`*)!!」
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2021年12月10日

[✱]章 Part204 ~ともだちのみち!~

ちゃっかり王「おぬしら。 やはり 気づいておらんのじゃな。夢の異世界では 基本的に 暴力的な力は皆無。ここは まほうみちじゃから 厳密には その範疇外なのじゃが、おぬしらは まほうみちの本当の意味を まだ知らんのじゃ。 ただ なんとなく 冒険できる トンネルのような気持ちで 入ったり出たりしていたのじゃろう。 だが 今回は 本当に本格的な冒険がしたいと願って この場所へと来たのじゃろ? レッドリ! おまえさんは その心当たりが あるのではないかな?」

レッドリ「・・・。」

しろねこ〔*〕「そうなの? レッドリ(。´・ω・)?」

ミルキィ「リルは そっと 自分に打ち明けてくれたんだ。 ハーティー💛たちが、自分たちを置いて どこか遠い所へ行ってしまうのではないか、と。 せっかく見つけた、奇跡の仲間を失うのは リルには 耐え難かった。 そして この世界にやってきた。 ハーティー(⋈◍>◡<◍)。✧♡たちと一緒でなければ たぶん この森に来れることもなく、ロイヤルチャックとも 出会えなかった気がするんだ。」
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