ハートのねこ♡の大冒険 ☀ (≧▽≦)☆彡

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「ジュバン=ヌースは予測できなかった。何かは勘付いていても。 また、僕ならば、絶対に、ああ言う風に、誤解のある年表は書かない。あの書き方は、未来に行っていないか、行っていても、未来の世界が普通に変わりのない平和な未来であったかのどちらか。」

しろねこ(Ｆ２‐２)「行っていた…と思う。」

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「どうして？」

しろねこ(Ｆ２‐２)「なんとなく。 でもこれではっきりしていることは、世界がずっと滅び続けているわけではない、ということ。」

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「そうだよね。 平和な未来へ行ったか、行っていないか。行っていない場合は、僕たちが未来のこの世界に来ている時点で、この情報を過去へ持ち帰ることができる。そうしたら、行っていない場合とは違った歴史になる。だから、年表の書き方を工夫するし、滅びない。滅びるとは限らない。」

しろねこ(Ｆ２‐２)「ただね。この世界、時代が不明。たぶん、１年後から数年後の範囲だとは思うのよ。でね、最悪なのは、１年後の世界の場合。 これまでの世界は、ぎりぎり滅びていなかったってことになるから、私達は皆、滅びる前の世界へ行っていたってことになるかもしれない。」

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「これの答えを導き出すには、僕たちが無事、元の世界に帰りつかなければならない。その後、過去の僕らがやって来る日、それこそが、この時代の年代が１年後なのか、数年後なのか、その答えのカギを持っている。」

しろねこ(Ｆ２‐２)「逆に数年後なら、１年後から滅びている点が一緒で、何年後でも、今のところ答えは同じ。滅びた原因と対策が重要で、その答えを持ち帰ったのにどうにもならなかった可能性は低い。年表の書き方から。だから、僕たちが過去へ、元の時代へ帰れれば、きっとなんとかなるよ！」

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「そう。だから、もし僕らがここで朽ち果ててしまったら、それが一番まずい。最悪の展開なんだよ。最初ここに来た時のとっさの判断と行為、それがすべてを分けたんだ。 この世界で起きていること。起きたこと。たぶん、例外中の例外で、普通は起きるはずのないこと。今、何となくそう思った。」


―――――――――――――


がんばって！ そうだよ。 今、生まれているんだ。

希望が、新しい、希望が。奇跡が。 世界が滅びても、まだ、生きているんだ。そして、繋がるんだ。


夢の世界から、真実の声が、まるで２人に聞こえるように、ひらめきは、どんどんどんどんやって来るのです。

ふしぎな木「この２人なら、きっとやってくれるでしょう。 そう。 あきらめないことで、新しい世界が、降りてくるんです。 きっと、この出来事には、より深い解釈と、意味があるのですから―――」

―――――――――――


緑の縞猫(Ｆ２‐２)「大切なことは、生き残ること。 その日まで。過去に戻れる日まで！！」

しろねこ(Ｆ２‐２)「たとえ無理でも、私達のいない間に、博士たちが何らかの情報を、残してくれる。私たちがもし過去からやって来るならば、それを伝えてくれる。 もしかしたら、私達はまだ、リスキーや博士たちと、夢の世界で会えるかもしれない。」


交代で行こう！ 一人が眠りながら、何とか、このことを伝えよう。 帰り着くことで。休息することで。


なんとかしよう！ どうにかしよう！

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「あ！」

しろねこ(Ｆ２‐２)「うわぁ('Д')」

――チチチチチチチチチチチチチチチチ♪

ホーーーーーホケキョ♪

――――――――ガタンゴトン


緑の縞猫(Ｆ２‐２)「(＾◇＾)」

しろねこ(Ｆ２‐２)「(≧▽≦)」


―・・　・　　　・

リスキー(Ｆ２‐２)「おーい。ハートのねこ♡ーー。しろねこーーーー！ なーんか、心配になったから、クルーに操縦任せて、顔見に来たよ――――(≧▽≦)イエーイ」

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「戻った！戻ったよ―――――！」

しろねこ(Ｆ２‐２)「戻ったね！！！！！」

リスキー(Ｆ２‐２)「そーれは良かったぁぁぁぁ―――っ。なーんか、すっきりー♪ じゃーーぁねーーーー。」


――――――


しろねこ(Ｆ２‐２)「いこ！」


そうして２人は、まず丘の我が家へ向かいました。

そうして、一杯の紅茶を飲みながら、ホッと一息をつき、皆にこのことを話すと決めるのです。

ここはまだ、想いの丘のハートのねこ♡としろねこのお家。


緑の縞猫(Ｆ２‐２)「１時間…。分からないけど、その位だと・・・思う。」

しろねこ(Ｆ２‐２)「うん。私も。その位だと思う。」


わたげ(Ｆ２‐２)「どうしました？メェ。なーんか ハートのねこ♡達が帰って来たみたいで、話しているので、来ましたメェ。どうです。また一緒にお茶しますか？ 良いＣＤを持ってきましたメェ。 リラックスに最適ですよー。」

しろねこ(Ｆ２‐２)「うんうん。ありがとう。え、とね。話したいことがあるんだ。今話さないと、怖くて、色々さ、ためらいがちになりそうだから、みんな、呼んできてほしいんだ。」


わたげ(Ｆ２‐２)「わかりましたメェ。全員集合ですね。 ちょうど今、ゲッキーも、グリーンシティに居ますメェ。ごま三以外は、ざららんも、ラッシーホログラムも、みーんな居ますメェ。」

緑の縞猫(Ｆ２‐２)「ざららんもいるんだ！」

わたげ(Ｆ２‐２)「はいメェ。今ちょうど、運転手として、緑の大陸エリアに居ますメェ。 なんだか ハートのねこ♡達が心配で、ホログラム通信で、連絡が来ましたメェ。 ハートのねこ♡達が家にいないことを告げると 心配だからと、丘に来てくれるようですメェ。」


しろねこ(Ｆ２‐２)「なんだろう？ 今、すごいことが起こっている気がする。」

わたげ(Ｆ２‐２)「では、みんなに連絡してきます―メェ。」

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しろねこ(Ｆ２‐２)「怖かった…けど、みんなに会えると、乗り越えられそう。」