緑の縞猫(F2‐2)「まだ・・・、わからない・・・。でも・・・。暗い大地。身も気もよだつ、一瞬で五感がマヒして、すべてが無かったことになるかのような、一瞬で消えてしまいそうな、意識…。すべて・・・・・・。」
しろねこ(F2‐2)「それでも歩くのよ。世界樹は、まだ私達と生きてるわ。 何か…。何か…無いの?」
ハートのねこ♡としろねこは、グリーンシティ薫る、快晴の心地よい想いの丘で、朝の散歩に出かけていました。
そして、ウトウトして、夢心地だった矢先なのです。
そう、世界が、壊れていたのです。
2018年03月01日
6章 Part217 ~[○!=・]~
posted by ファンタジー✡とど at 16:00| 6章 💕「リンク☆彡ワールド編」
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2018年03月02日
6章 Part218 ~(-aω)-(bω)~
緑の縞猫(F2‐2)「一瞬で? 世界の樹(き)も、みんなも、みんな・・・あんなに多くのシティの住民も? 世界が?? ほん・・・とうに?」
しろねこ(F2‐2)「いいえ。私たちが生きているということは・・・ きっと、他にも生きている人々が、助けを待っている人々がいるということ。 探しましょう。何としても。そして治療するのよ! 世界を救うのよ! 私だって、少し、医学の心得があるんだから! 博士に教えてもらっていたんだから!!」
すこし、世界に希望が広がりました。
ふしぎな木「壮絶です。ああ、わたし。 この世界・・・無理です(-_-)」
―――――
しろねこ(F2‐2)「いいえ。私たちが生きているということは・・・ きっと、他にも生きている人々が、助けを待っている人々がいるということ。 探しましょう。何としても。そして治療するのよ! 世界を救うのよ! 私だって、少し、医学の心得があるんだから! 博士に教えてもらっていたんだから!!」
すこし、世界に希望が広がりました。
ふしぎな木「壮絶です。ああ、わたし。 この世界・・・無理です(-_-)」
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posted by ファンタジー✡とど at 16:00| 6章 💕「リンク☆彡ワールド編」
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2018年03月03日
6章 Part219 ~n<h=0pΣ~
そうして2人は、決死のレスキュー活動を開始したのです。
そこには絶望しかないはずなのに。
希望など見えないと思えるのに。
彼らは、頑張りました。
歩いて、歩いて、そうして、自分が好きだった丘の、自分が好きだった場所へと、たどり着きました。
それは無意識だったのでしょうか。
ハートのねこ♡は、そこで、突然地面を掘り始めたのです。
そこには絶望しかないはずなのに。
希望など見えないと思えるのに。
彼らは、頑張りました。
歩いて、歩いて、そうして、自分が好きだった丘の、自分が好きだった場所へと、たどり着きました。
それは無意識だったのでしょうか。
ハートのねこ♡は、そこで、突然地面を掘り始めたのです。
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2018年03月04日
6章 Part220 ~ω(h)=At~
しろねこ(F2‐2)「ダーリン? なに・・・してるの??」
ガッガッガッガッ。
その土はとても重く、人の力を無効化するかのように、掘ることを拒みましたが、ハートのねこ♡は、一生懸命掘り進めました。
そして―――――。
ガッガッガッガッ。
その土はとても重く、人の力を無効化するかのように、掘ることを拒みましたが、ハートのねこ♡は、一生懸命掘り進めました。
そして―――――。
posted by ファンタジー✡とど at 23:43| 6章 💕「リンク☆彡ワールド編」
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2018年03月05日
6章 Part221 ~f=iN(Σ−1)~
緑の縞猫(F2‐2)「あったよ。 これ、僕が書いた、世界樹の日記なんだ。」
そう! ハートのねこ♡は、もしもの時のために、燃えても崩れても、文字だけは読めるような日記帳に、大切なことを書き移していたのです。
これは、なぜ行っていたか、本人ですら、よくわからぬ事実であったと思います。
そう! ハートのねこ♡は、もしもの時のために、燃えても崩れても、文字だけは読めるような日記帳に、大切なことを書き移していたのです。
これは、なぜ行っていたか、本人ですら、よくわからぬ事実であったと思います。
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2018年03月06日
6章 Part222 ~XD(M)=12GN+9 (GN=0)~
緑の縞猫(F2‐2)「見て! しろねこ。」
しろねこ(F2‐2)「年表…。 【グリーンシティ誕生(緑歴0)、グリーンシティに世界樹誕生(緑歴0年度9月)・・・】」
緑の縞猫(F2‐2)「僕がかってに、シティの時を基準に、0年換算して書いてたんだよ。ほら・・・。続き。」
しろねこ(F2‐2)「年表…。 【グリーンシティ誕生(緑歴0)、グリーンシティに世界樹誕生(緑歴0年度9月)・・・】」
緑の縞猫(F2‐2)「僕がかってに、シティの時を基準に、0年換算して書いてたんだよ。ほら・・・。続き。」
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2018年03月07日
6章 Part223 ~XD(Y)=GN (GN=1)~
しろねこ(F2‐2)「【世界樹の成長が安定。変わらぬ姿で世界は潤っていく(緑歴1年)。】 1年? え?もう1年経った?」
緑の縞猫(F2‐2)「経ってない! 経ってないんだよ!」
しろねこ(F2‐2)「じゃぁ、これって、未来のことが書かれている? そして、今起こっていることは・・・この未来の通りには――――――――」
緑の縞猫(F2‐2)「しろねこ。続きを、読んでごらん。」
緑の縞猫(F2‐2)「経ってない! 経ってないんだよ!」
しろねこ(F2‐2)「じゃぁ、これって、未来のことが書かれている? そして、今起こっていることは・・・この未来の通りには――――――――」
緑の縞猫(F2‐2)「しろねこ。続きを、読んでごらん。」
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2018年03月08日
6章 Part224 ~XD(3M)=4GN+2 (GN=1)~
しろねこ(F2‐2)「【世界樹の成長が、止まった。 僕にはわかる。光が、感じられなくなった。僕しか感じていない(緑歴1年春)。――しろねこも 世界樹の変化に気付いた。(緑歴1年初夏)――】・・・未来の・・・出来事なんだ。」
緑の縞猫(F2‐2)「これって、世界樹が、成長していなかったって、そういうことなんだよ。 いや、でも、僕たちが見た世界樹は、ちゃんと成長していたように見えた。まだ、成熟しきっていなかったって、そういうことなのかな?」
緑の縞猫(F2‐2)「これって、世界樹が、成長していなかったって、そういうことなんだよ。 いや、でも、僕たちが見た世界樹は、ちゃんと成長していたように見えた。まだ、成熟しきっていなかったって、そういうことなのかな?」
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2018年03月09日
6章 Part225 ~XD(3M)2=4GN+3 (GN=1)~
しろねこ(F2‐2)「【風が止んだ。リスキーのグリーンシップが運行を停止(緑歴1年夏終盤)】 リスキーの定期船って、ソーラー仕様だったはずなのに・・・ 止まったっていうことは、環境草花にも異常をきたしていたということ?」
緑の縞猫(F2‐2)「ここからだよ。本当に目を疑うのは――」
緑の縞猫(F2‐2)「ここからだよ。本当に目を疑うのは――」
posted by ファンタジー✡とど at 16:00| 6章 💕「リンク☆彡ワールド編」
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2018年03月10日
6章 Part226 ~mΣ=aN~
しろねこ(F2‐2)「【鉄道網にて大規模点検。走りに違和感あり。運行を一時中断(緑歴1年初秋)。緊急会議開催。市民に目立った混乱は無し(緑歴1年同期)。――!――ごめん・・・しろねこ。】」
緑の縞猫(F2‐2)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しろねこ(F2‐2)「どういう・・・いみ?」
緑の縞猫(F2‐2)「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しろねこ(F2‐2)「どういう・・・いみ?」
posted by ファンタジー✡とど at 22:30| 6章 💕「リンク☆彡ワールド編」
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