〝ハートのねこ♡〟? あなたは、まだ気づいていないのでしょうけれど…。
私はいつでもあなたの心の中にいます。
ふしぎな木「寝てました(^^♪ どうやら、私が意志を持てるのは、あなたにある一定の守護的な力 ―それは場所や心理状態と関係があるのかもしれませんね― が働いているときのようです。」
へんてこエスカルゴ「ねこさーーん? 口を動かしてるのに何で声でてないの――??」
そういう風に見えるのか(笑)
2014年12月01日
3章 Part44 ~木の意志~
posted by ファンタジー✡とど at 23:51| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月02日
3章 Part45 ~セルフ・スペース~
へんてこエスカルゴ「とにかく、僕の泉は見つかったね。ここが北だったのかなぁ。まぁ、場所は違ってたけど、来れてよかったーー。」
ふしぎな木「この泉は、そもそも、あなたたちがこの世界に来る時、自我を保つために、確保した、いわゆるスペースなのです。」
名もなき猫「つまり、僕は、あなたと最初に会ったあの場所で、この世界という自分を引き起こした、と?」
そうですね・・・。でも、〝ハートのねこ♡〟? あなたがここに来れたのは―――――――――
ふしぎな木「この泉は、そもそも、あなたたちがこの世界に来る時、自我を保つために、確保した、いわゆるスペースなのです。」
名もなき猫「つまり、僕は、あなたと最初に会ったあの場所で、この世界という自分を引き起こした、と?」
そうですね・・・。でも、〝ハートのねこ♡〟? あなたがここに来れたのは―――――――――
posted by ファンタジー✡とど at 22:06| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月03日
3章 Part46 ~つながる勇気~
名もなき猫「ワープ… できないかな?」
へんてこエスカルゴ「この石を、カモメ君に届けるんだったよね。」
ふしぎな木「確かにワープする力はありそうですが、この持ち物は、あなたたちのものではなさそうです。ただ、エスカルゴさんの勇気が、誰かさんにとって必要だったようですよ。」
名もなき猫「地の利、果てに転じて、天助け・・・。」
なんか、万能の書の一節がよぎった。
名もなき猫「よーーし。では・・・。」
なにするのーーーーーーーーーー???
へんてこエスカルゴ「あれーー。何か眠いな…。どこかから誰かが… ほまみぁやぁぁ――・・・」
へんてこエスカルゴ「この石を、カモメ君に届けるんだったよね。」
ふしぎな木「確かにワープする力はありそうですが、この持ち物は、あなたたちのものではなさそうです。ただ、エスカルゴさんの勇気が、誰かさんにとって必要だったようですよ。」
名もなき猫「地の利、果てに転じて、天助け・・・。」
なんか、万能の書の一節がよぎった。
名もなき猫「よーーし。では・・・。」
なにするのーーーーーーーーーー???
へんてこエスカルゴ「あれーー。何か眠いな…。どこかから誰かが… ほまみぁやぁぁ――・・・」
posted by ファンタジー✡とど at 23:00| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月04日
3章 Part47 ~夢から覚める時~
へんてこエスカルゴさん、白く淡くなって、消えてゆく…。
ふしぎな木「あなたにも朝が来たのです。きっとあなたのいた世界、あなたのいた、どこかの空間で、何か特別な意思があなたを迷わせたのでしょう。私にもわかりませんが、この世界に濃い生命が来ることは、あまりないんですよ?」
だからね、〝ハートのねこ♡〟 。 私は、ずっと退屈していました。
へんてこエスカルゴ「あー、思い出した――。僕は―――・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 」
――――――――――――――
あ、大陸が収縮して、虹色の煙が…。
とおもったら?
ふしぎな木「あなたにも朝が来たのです。きっとあなたのいた世界、あなたのいた、どこかの空間で、何か特別な意思があなたを迷わせたのでしょう。私にもわかりませんが、この世界に濃い生命が来ることは、あまりないんですよ?」
だからね、〝ハートのねこ♡〟 。 私は、ずっと退屈していました。
へんてこエスカルゴ「あー、思い出した――。僕は―――・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 」
――――――――――――――
あ、大陸が収縮して、虹色の煙が…。
とおもったら?
posted by ファンタジー✡とど at 22:51| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月05日
3章 Part48 ~リターン~
カモメの郵便屋さん「おへー? ねっこさーーん!」
名もなき猫「おおおおお! 元の心地よいすてきなところに戻ってる――。」
カモメの郵便屋さん「なにがあったのーー?」
名もなき猫「かくかくしかじかで、最後、そのエスカルゴさんは、すべて思い出したみたいだよ。」
カモメの郵便屋さん「そうなんだよね。誰しも、自分を保てなくなるほどの大きな事実を知ると、心に地震が起きるんだ。郵便は、それをゆっくりまろやかにしてくれる。だから郵便してるんだよ――。」
つまり? エスカルゴ君は、その真実の地震によって、彼の取り巻く環境が不安定になった… ってこと。
ふしぎな木「そうですね。そもそもこの世界は、安定という不安定によって構成されているのです。」
名もなき猫「おおおおお! 元の心地よいすてきなところに戻ってる――。」
カモメの郵便屋さん「なにがあったのーー?」
名もなき猫「かくかくしかじかで、最後、そのエスカルゴさんは、すべて思い出したみたいだよ。」
カモメの郵便屋さん「そうなんだよね。誰しも、自分を保てなくなるほどの大きな事実を知ると、心に地震が起きるんだ。郵便は、それをゆっくりまろやかにしてくれる。だから郵便してるんだよ――。」
つまり? エスカルゴ君は、その真実の地震によって、彼の取り巻く環境が不安定になった… ってこと。
ふしぎな木「そうですね。そもそもこの世界は、安定という不安定によって構成されているのです。」
posted by ファンタジー✡とど at 21:22| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月06日
3章 Part49 ~みんなの心の夢~
ふしぎな木「この世界の本当の姿は、誰にもわかりません。空間が存在しない、感情と呼応する〝きょ無〟かもしれませんよ。」
きっと・・・ 来る人によって、見え方が違う・・・ ということは、いろんな人そのものの感情とかが、この世界なんだね。
カモメの郵便屋さん「とにかく、この青い石は、僕にぴったりの石だよ。この石があれば、まさに、夢のワープが実現するよ!」
名もなき猫「そ・・・ そうなの?」
カモメの郵便屋さん「だったらいいなぁーー(・∀・)」
名もなき猫「ガクッ…(∀°)」
きっと・・・ 来る人によって、見え方が違う・・・ ということは、いろんな人そのものの感情とかが、この世界なんだね。
カモメの郵便屋さん「とにかく、この青い石は、僕にぴったりの石だよ。この石があれば、まさに、夢のワープが実現するよ!」
名もなき猫「そ・・・ そうなの?」
カモメの郵便屋さん「だったらいいなぁーー(・∀・)」
名もなき猫「ガクッ…(∀°)」
posted by ファンタジー✡とど at 21:34| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月07日
3章 Part50 ~ノリでワープ~
ふしぎな木「でも、できるかもしれませんよ。」
名もなき猫「この世界の法則…。ないようである わけ分からないものだけど・・・」
ま、確かに、ノリがあれば・・・。
そういえば、リスキーがいてくれたら・・・
ん? リスキー? 誰だっけ??
何か、性格が濃いってことは覚えてるんだけど。
〝念じてかざせ…〟
名もなき猫「やってみようか…。万能の書によれば…」
名もなき猫「この世界の法則…。ないようである わけ分からないものだけど・・・」
ま、確かに、ノリがあれば・・・。
そういえば、リスキーがいてくれたら・・・
ん? リスキー? 誰だっけ??
何か、性格が濃いってことは覚えてるんだけど。
〝念じてかざせ…〟
名もなき猫「やってみようか…。万能の書によれば…」
posted by ファンタジー✡とど at 21:50| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月08日
3章 Part51 ~ツバサ~
カモメに翼が生えた――――!!
ふしぎな木「って、もともと生えてたでしょ(^^♪」
名もなき猫「でも、銀色に光る翼だ――――!!」
カモメの郵便屋さん「たしかに・・・。僕はどこかの世界で、戦争の兵隊… そう、カモメの水兵さんだった気がする…。でも、嫌気がさして、流れに流れて、寝たきりになって…。」
い・・・ いや・・・ いやだぁーーーー!((×▽×)) まだここにいるんだい!!
カモメの郵便屋さん「僕は、きっと持ち帰るんだ。海より深い友情を。」
そして、争いのない世界をつくる!
ん? 誰??
君は… 僕?
それとも・・・。
ふしぎな木「って、もともと生えてたでしょ(^^♪」
名もなき猫「でも、銀色に光る翼だ――――!!」
カモメの郵便屋さん「たしかに・・・。僕はどこかの世界で、戦争の兵隊… そう、カモメの水兵さんだった気がする…。でも、嫌気がさして、流れに流れて、寝たきりになって…。」
い・・・ いや・・・ いやだぁーーーー!((×▽×)) まだここにいるんだい!!
カモメの郵便屋さん「僕は、きっと持ち帰るんだ。海より深い友情を。」
そして、争いのない世界をつくる!
ん? 誰??
君は… 僕?
それとも・・・。
posted by ファンタジー✡とど at 23:16| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月09日
3章 Part52 ~パンが食べたい~
名もなき猫「そうか・・・。君もまた、そういう感じなんだね。」
ふしぎな木「皆、中々に、シュールで重い理由がおありかもしれません。この世界自体が、ある種のサイコセラピーで補えうる世界なのかもしれませんね。」
名もなき猫「その人を探すのも、この世界の中でなら別の鋭い意味を持ちそうだね。」
カモメの郵便屋さん「とにかく・・・。僕は、パンが食べたいんだよ――――!!」
みんな「パン!??」
カモメの郵便屋さん「そうさ。なんか、戦時中、腹減りまくってて、しかも、大切な人から手紙は届かないし…。この世界で、郵便でいろんな人と繋がって、そして、おなかいっぱい、おいしいパンを食べるのが、夢――――!!」
ふしぎな木「皆、中々に、シュールで重い理由がおありかもしれません。この世界自体が、ある種のサイコセラピーで補えうる世界なのかもしれませんね。」
名もなき猫「その人を探すのも、この世界の中でなら別の鋭い意味を持ちそうだね。」
カモメの郵便屋さん「とにかく・・・。僕は、パンが食べたいんだよ――――!!」
みんな「パン!??」
カモメの郵便屋さん「そうさ。なんか、戦時中、腹減りまくってて、しかも、大切な人から手紙は届かないし…。この世界で、郵便でいろんな人と繋がって、そして、おなかいっぱい、おいしいパンを食べるのが、夢――――!!」
posted by ファンタジー✡とど at 23:44| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年12月10日
3章 Part53 ~スウィートな香りを~
そう。僕らは、妙な… というか、希少な関係にあった。
ふしぎな木「うらやましいです。私も生命に生まれたかった…。おっと愚痴失礼。そうですよね。ある種、私は、あなたたち無しでいられる存在でないのですから。」
カモメの郵便屋さん「僕の大好物は、スウィートなサツマイモのパイだ。もりのくまさんがそういう店を開くって聞いて、いてもたってもいられなくって、夢のこの世界を、飛び回れたらどんなにすてきか…って。」
ゆめの、せかい?
名もなき猫「そう。そうだったね。僕らって、夢を見てるのかもしれない。」
ふしぎな木「とは言え、あなたたちは、夢を見ているだけではありません。夢とは、生きる力。あなたたちのその力、そのエネルギーが支えている、今、この世界は、紛れもないあなたたちの世界なのですよ!」
ふしぎな木「うらやましいです。私も生命に生まれたかった…。おっと愚痴失礼。そうですよね。ある種、私は、あなたたち無しでいられる存在でないのですから。」
カモメの郵便屋さん「僕の大好物は、スウィートなサツマイモのパイだ。もりのくまさんがそういう店を開くって聞いて、いてもたってもいられなくって、夢のこの世界を、飛び回れたらどんなにすてきか…って。」
ゆめの、せかい?
名もなき猫「そう。そうだったね。僕らって、夢を見てるのかもしれない。」
ふしぎな木「とは言え、あなたたちは、夢を見ているだけではありません。夢とは、生きる力。あなたたちのその力、そのエネルギーが支えている、今、この世界は、紛れもないあなたたちの世界なのですよ!」
posted by ファンタジー✡とど at 16:35| 3章 💛「夢の世界編」
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