チチチチ・・・
小鳥のさえずりとともに、朝が来る。
僕は、再び歩き出す。
どこまでも、どこまでも、時間も気にせず、明るい緑の真ん中でお昼寝したり
あわよくば、空から落ちそうになるけど
落ちたことはまだないよ!
怖いけどね(^^♪
2度ほど、危ないことがあったよ。
2014年11月01日
3章 Part14 ~朝が来る~
posted by ファンタジー✡とど at 21:31| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月02日
3章 Part15 ~無限に広がる〝何か〟~
ねえ、君はどうしてる?
――君?――
そうだよね。君って… ふしぎな木のことだっけ?
何か… そう大切な、ものだった気も。
僕は、この大地に見とれていて、生きているということが、この空と大地のように、ただ澄んでいて、ただ見ているだけの、言葉では言いようのない、シンプル感で包まれるよう理解される。
それが、興味をそそる。エネルギーとは、やる気じゃない。無限に広がる〝何か〟だ。
そう。ちょうど僕らが今ここにいるようにね。
――君?――
そうだよね。君って… ふしぎな木のことだっけ?
何か… そう大切な、ものだった気も。
僕は、この大地に見とれていて、生きているということが、この空と大地のように、ただ澄んでいて、ただ見ているだけの、言葉では言いようのない、シンプル感で包まれるよう理解される。
それが、興味をそそる。エネルギーとは、やる気じゃない。無限に広がる〝何か〟だ。
そう。ちょうど僕らが今ここにいるようにね。
posted by ファンタジー✡とど at 21:21| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月03日
2014年11月04日
3章 Part17 ~農作人とサツマイモ~
僕は、ある場所にたどり着いた。
そこには、小さな村が一つ。
割と大きな大陸だ。
彼は、畑を耕していた。
僕が、微笑むと、彼は、サツマイモを一つ出して、かじってみてって。
意外に生でもいけるね。これ。
そこには、小さな村が一つ。
割と大きな大陸だ。
彼は、畑を耕していた。
僕が、微笑むと、彼は、サツマイモを一つ出して、かじってみてって。
意外に生でもいけるね。これ。
posted by ファンタジー✡とど at 20:46| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月05日
3章 Part18 ~月のクレーター ~ ☆まだ朝よん(・∀・)☆
自分探しの農作人「これが生でいけるのは、夢の世界だからだよ~」
名もなき猫「へ~。ここって、夢の世界なんだ。」
自分探しの農作人「だって、ここは、夢のような世界じゃないか。今まで生きてきて、こんな世界を体験したのは初めてだよ。というより、生まれたのはつい最近のような気がするのだけれども。」
名もなき猫「僕は…。生まれたのは、結構前のような気がする。」
自分探しの農作人「僕は、誰かに何かを言われた気がするんだけどなぁ。自分が誰で、何をしていたのか思い出せない。そういえば、月にはクレーターがあるんだってね。」
名もなき猫「へ~。ここって、夢の世界なんだ。」
自分探しの農作人「だって、ここは、夢のような世界じゃないか。今まで生きてきて、こんな世界を体験したのは初めてだよ。というより、生まれたのはつい最近のような気がするのだけれども。」
名もなき猫「僕は…。生まれたのは、結構前のような気がする。」
自分探しの農作人「僕は、誰かに何かを言われた気がするんだけどなぁ。自分が誰で、何をしていたのか思い出せない。そういえば、月にはクレーターがあるんだってね。」
posted by ファンタジー✡とど at 22:09| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月06日
3章 Part19 ~落ちても空!?~
名もなき猫「この世界は、ちょっと空に近いから、月もちょびっと大きく見えるよね。」
自分探しの農作人「というか、ここが空らしいよ~。落ちても空らしいよ~」
名もなき猫「へええーー。そーなんだー。気になるぅ~。落ちてみようかなぁ。」
自分探しの農作人「やめときなって。人間、地道が一番だよ。」
名もなき猫「誰か、答えを知っている人はいない?」
自分探しの農作人「おそらくそれは自分だけさ。でも、おいらは、呼び方も、自分自身のことも、いろいろじゅっぱひとからげ一緒くたに、よく分からん。」
自分探しの農作人「というか、ここが空らしいよ~。落ちても空らしいよ~」
名もなき猫「へええーー。そーなんだー。気になるぅ~。落ちてみようかなぁ。」
自分探しの農作人「やめときなって。人間、地道が一番だよ。」
名もなき猫「誰か、答えを知っている人はいない?」
自分探しの農作人「おそらくそれは自分だけさ。でも、おいらは、呼び方も、自分自身のことも、いろいろじゅっぱひとからげ一緒くたに、よく分からん。」
posted by ファンタジー✡とど at 22:11| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月07日
3章 Part20 ~畑荒らしの熊~
名もなき猫「そういえば、ここの畑、結構荒らされてるよね。」
自分探しの農作人「熊が出るのだよ。」
名もなき猫「クマ?」
自分探しの農作人「それも、爪が大層鋭くてな。私では太刀打ちできん。」
名もなき猫「退治しようか?」
自分探しの農作人「それは助かるが、私は、人の力など借りぬようにしているのだ。やるなら勝手にしてちょんまげ。」
名もなき猫「そうか、なら、あっちの森に行ってみよう。」
自分探しの農作人「熊が出るのだよ。」
名もなき猫「クマ?」
自分探しの農作人「それも、爪が大層鋭くてな。私では太刀打ちできん。」
名もなき猫「退治しようか?」
自分探しの農作人「それは助かるが、私は、人の力など借りぬようにしているのだ。やるなら勝手にしてちょんまげ。」
名もなき猫「そうか、なら、あっちの森に行ってみよう。」
posted by ファンタジー✡とど at 22:05| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月08日
3章 Part21 ~もりくまベーカリー♪~
僕は、また、橋を渡って、樹木おい茂る森へ。
ピンクと橙色の模様のキノコがたんまり生えて、少しじめじめした森だ。
もりのくまさん「もりもり。僕は、あいつみたいにキャラ固まってないわけじゃないよ――。」
名もなき猫「こんにちはーー。ここどこ? きみだれ??」
もりのくまさん「僕は、薪を割って、炭を作って、またパンも焼いていますよ~」
もりのくまさん「ほら~。もりくまベーカリー♪」
名もなき猫「向こうの村の畑を襲ったって本当??」
ピンクと橙色の模様のキノコがたんまり生えて、少しじめじめした森だ。
もりのくまさん「もりもり。僕は、あいつみたいにキャラ固まってないわけじゃないよ――。」
名もなき猫「こんにちはーー。ここどこ? きみだれ??」
もりのくまさん「僕は、薪を割って、炭を作って、またパンも焼いていますよ~」
もりのくまさん「ほら~。もりくまベーカリー♪」
名もなき猫「向こうの村の畑を襲ったって本当??」
posted by ファンタジー✡とど at 22:15| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月09日
3章 Part22 ~ひっかくと育つ(笑)~
もりのくまさん「いやー。そんなことあるよー。あのサツマイモをパンに使いたくてねー。なぜか、ひっかくと育つって、この万能の書に書いてあったから、毎日人知れずひっかいてるよ~」
名もなき猫「ひっかいてるんだ…。」
もりのくまさん「いや、でもねぇ…。なんというか、あの人、振り向いてくれないんだよねー。」
名もなき猫「君が凶暴だと思ってるんじゃないかな?」
もりのくまさん「たしかに。僕は、以前凶暴だった気もするけど、ここに来てから、ずっと夢だったパン屋をやれて、すっごく充実してる。でも・・・、パンを届けてくれる、配達人がいないから、お客さんに届けられない…。」
名もなき猫「じゃあさ! まず、あの人にお客になってもらおうよ!」
名もなき猫「ひっかいてるんだ…。」
もりのくまさん「いや、でもねぇ…。なんというか、あの人、振り向いてくれないんだよねー。」
名もなき猫「君が凶暴だと思ってるんじゃないかな?」
もりのくまさん「たしかに。僕は、以前凶暴だった気もするけど、ここに来てから、ずっと夢だったパン屋をやれて、すっごく充実してる。でも・・・、パンを届けてくれる、配達人がいないから、お客さんに届けられない…。」
名もなき猫「じゃあさ! まず、あの人にお客になってもらおうよ!」
posted by ファンタジー✡とど at 21:30| 3章 💛「夢の世界編」
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2014年11月10日
3章 Part23 ~ピュアだけど固まらない~
自分探しの農作人「わたしが? ご冗談を! あんな凶暴そうなのに出くわしたら、自分が変わっちゃいますよ。何せ僕は、清い清い清い清い。極悪人の心なんて、いっぺーーんも、あぁりましぇぇぇぇぇーーん。」
名もなき猫「確かに、キャラ固まってないね(笑)」
自分探しの農作人「でも、サツマイモをほめてくれていたとあっちゃぁ…。やつを改心させたいんだけど??」
名もなき猫「いやぁ・・・。見かけでモノを言うのはなんとやら…。」
ふしぎな木「ねこさん! 私です。そういえば、テレパシーができることを思い出しました。私のこの姿は、現在の姿ではないのです。きっと、本当の私は、まだ、このような姿ではありません。でも、ある意味で、私は、この姿なのです。ねこさん! 謎を解き明かしてください。わたしは、もっと幼い姿でありながら、キミを待っている。でも、今の樹木でもあり、また、これが完全な私でもないと思っています。」
名もなき猫「しんぴの木、(*'▽')キタァー」
名もなき猫「確かに、キャラ固まってないね(笑)」
自分探しの農作人「でも、サツマイモをほめてくれていたとあっちゃぁ…。やつを改心させたいんだけど??」
名もなき猫「いやぁ・・・。見かけでモノを言うのはなんとやら…。」
ふしぎな木「ねこさん! 私です。そういえば、テレパシーができることを思い出しました。私のこの姿は、現在の姿ではないのです。きっと、本当の私は、まだ、このような姿ではありません。でも、ある意味で、私は、この姿なのです。ねこさん! 謎を解き明かしてください。わたしは、もっと幼い姿でありながら、キミを待っている。でも、今の樹木でもあり、また、これが完全な私でもないと思っています。」
名もなき猫「しんぴの木、(*'▽')キタァー」
posted by ファンタジー✡とど at 21:57| 3章 💛「夢の世界編」
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