2020年06月24日

9章 Part45 ~ゆめのハートねこ♡~

ゆめのハートねこ♡「それでさ。 どうだった? 会議。」

ブタねこ博士「そろそろ、リバーラインレースを、開催したいと思うんじゃ。 王の声も尊重したいが、はよう、大魔王を倒さにゃあかんな。」

ダイアナ「私も、平等の結晶、エンライトの名を借りているので、そうしたいです。 ですが、どうすれば、いいですか。 最近、この緑の大陸も、小さく見えてきているんです。」

ブタねこ博士「そりゃぁ、おぬしたち、魔の異世界におるんじゃから、気も遠のくじゃろう。 わしゃあ、はよう言いたいんじゃ。 おかえり、っての。」

ゆめのハートねこ♡「そういえばさ。僕らの精妙性が、感じられる。」

ゆめのしろねこ「体がくっきりある感覚。 いい意味で。」


身体が100%の、いつもの大地。
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2020年06月23日

9章 Part44 ~日を数え~

僕らは、数日にわたって、聞き込みをした。

朱き夜空を見ていると、僕らには目的が必要だった。

それは、道化師によって 苦しめられている 人々を救う、という、平等の意識だ。

とはいえ、僕らは、この地の住民なので、そのこと以外、特に考える必要が無かった。

毎夜、何となく、夜だと思う時間に眠る。

僕らの夢は、心地よい。 道化師さえいなければ。

――――――――――――

ゆめのハートねこ♡「こんにちは。」

ふしぎな木「こんにちは!」
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2020年06月22日

9章 Part43 ~●日常✦~

しろねこ「これは、グラタンね。 焼き加減もいいし、しっかりとしたレシピもある。 私たちの知っている文化が 生きているということは、朱き夜の地と、緑と雪の地は、元々関係があったのかもしれないよね。」

エンライト「こうして囲って語らっていると、自然な家族のようですね。 私たちは、どこで生まれて どこへ行くのか。 本当に、その意味を知っている者は、そうして、自分で存在を納得している。 それは、偏見が無ければ、どんな地でも有効で、私たちは、そのことを時に、光の中で忘れることもできました。 かつての私は、光でしたが、今は、小さな家族の一員。 それでいいような気がします。」


僕たちは、日常になじんだ。 そして、何かが、僕らを動かしてもいた。
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2020年06月21日

9章 Part42 ~快適な宿間~

レア「意外に、とても快適だ。 私としては、初めて生命となった気が、本気でする感じだ。 この、朱き夜の街で、ゆったりと過ごすと、今まで私が見てきた人間たちを 内側から見ているようで、ふしぎだ。 誰かに操られている感じも無し。 夢を見るという感覚が、リアルだな。」

緑の♡猫「僕たちはもう、長い間、ここにいた気がする。 命って、適応力あるからな。」
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2020年06月20日

9章 Part41 ~泊める人を幸せにする宿屋です⁂~

ここは、宿屋。

綺麗なお花が、小さな鉢植えに3つほど、窓のそばにある。


宿街の宿屋の店主「ようこそ! 私は宿屋。 泊める人を 幸せにする 宿屋です。 木造りの いい香りの 宿屋に ベッド。 食事も どうぞ。 わたくし、この街の中で、少し異端で、夢が大好き。 皆、夢を見ている時の方が、地に足着いているようなのです。 時々、緑豊かな街に、光の力で動く線路を走る 乗り物の夢を見ます。 わたくしも、そこへ行きたいなぁ。と。 そうです。 その夢を見ると、宿をきれいにしたいなと思い、落ち着くのです。 どうですか?」


緑の♡猫「とっても、センスがあるよ。ご主人。 甘えるね。 何日か、泊っていってもイイかな?」


この主人の彼。 実は、結構 ただ者じゃないと思うんだよね。 ま、今はいいか。
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2020年06月19日

9章 Part40 ~紙が!なっスィン(゚ω゚)~

エンライト「私たちは今、この街の人々と同じ。 本来、ドラゴンは、空と ほぼ同義でした。 今は、モンスターですって。 ここ、朱き夜の地では、私たちは、一個の昨日を微睡んだ 生命体となったのでしょう。 つまり、ある意味で、朱き夜の住民として、今生まれ変わって ここに来た、そういうことだと思います。」

緑の♡猫「僕たち、かなり立場の違うパーティーだったけど、今はもう、この界の住民なんだね。」

レア「まぁ、旅人であるという アイデンティティ ないし 目的を 失わなければ、まだ、この陸の住民として 生になじむには 早いがな。 目的は・・・そう、大魔王だったか。 いや、道化師だったかな。」

しろねこ「この地には、紙がないみたい。 文字というものを、忘れてしまうようなの。 メモ できればいいんだけど、大魔王…。 なんか、忘れそう。」

大賢人「うーーむ。 私たち、ここに旅人として、実存することで、すべてを安堵しつつあるな。」
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2020年06月18日

9章 Part39 ~名前を付けない陸の街~

宿街の住民✱「ここは、名前を付けない陸の街。 皆は、宿の街と言っているけれど、それは、宿があるからにすぎない。 ただ皆、道化師の恐怖を消し去るために、何も考えずに、いつもの生活をしているのだ。 しかし今日もまた、新聞を にぎわす、道化師という名の 事件の数々。 あああ、どうしたものか。」

緑の♡猫「困っておいでなのですね。 何とかしたいなぁ。」


宿街の住民⁂「冗談を言ってくれるのはありがたい。 しかし、そういうジョークは 久しぶりだ。 聴いても 面白みが ないのだから。 そうそう。宿屋に泊まるといいよ。 ここでは、皆、道化師に襲われないだけで、幸せなのさ。 特にお金もいらないし、すきなだけ、ゆっくりしていくといい。」


レア「うーむ。 幾多の異世界に 行き来してきた私にとって、やはり、譲歩しても、この街は、かなり異質で妙だな。 意外と住みやすそうなところが、なお 気にかかる。」
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