2015年04月01日

3章 Part165 ~目指す夢秘境~

名もなき白猫「私は、そこへ行きます。でも、それからもし、目覚めたら、私は、どうなってしまうのでしょうか?」

ふしぎな木「心配いりません。きっと、ここのことは、一時的にせよ忘れてしまうでしょう。なぜなら、あなたの半身は、あちらの世界にまだ現存するからです。」

謎の錬金師「どちらもリアルな実体であるがゆえに、本来不可分なものに不自然な二元論を強いることになる。」

謎の妖術師「むしろ、本来、記憶を失う程度で、この世界に来れるものではないのです。」

ふしぎな木「皆、何らかの長期的な眠りにさらされており、あちらの現実に、ショックな何かがあったはずです。」

謎の錬金師「でも、たまに、そういう感じを受けない方もいらっしゃいます。」
posted by ファンタジー✡とど at 23:33| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月02日

3章 Part166 ~あっちとこっち~

ふしぎな木「もし、心身が二分されるというのなら、かなり特殊なことが起こります。」

謎の妖術師「こちらの世界の出来事は、徐々に、こちらの意志となり、別のもう一人の私となるでしょう。」

ふしぎな木「それ自体が、エネルギーを食べることを悟ると、人は、無意識に、どちらかの自分を失くします。」

謎の錬金師「ゆえに、それは、成功しているようで、分裂していることを忘れた状態です。」

謎の妖術師「別の異世界で心身が引き裂かれているのですから、別の意味で、高リスクです。」

ふしぎな木「だから逆に、それでもここにいる者たちは、自然にここにいると考える方針です。」
posted by ファンタジー✡とど at 23:19| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月03日

3章 Part167 ~ヤルキまんまん~

名もなき白猫「私は、今、どういった状態?」

ふしぎな木「あなたは、きっと、ただいつものように眠っただけです。」

謎の錬金師「日食や月食のように、人間にも、魔力等、精神的なエネルギーの高まりを呈すときがあります。」

謎の妖術師「あなたは、そのエネルギーに導かれ、この世界に飛んできたのです。」

ふしぎな木「ゆえに、何かが欠けた時にこそ、来るはずの存在が、何も欠けていないどころか、むしろプラスされて余力のある状態で来ているのです。」

謎の錬金師「それは、奇跡というほかありません!」
posted by ファンタジー✡とど at 21:42| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月04日

3章 Part168 ~眠ると夢世界~

ふしぎな木「もうお分かりだと思いますが、私たちは、眠ります。」

謎の錬金師「それこそが、自分を2つの異世界に二分することなのです。」

謎の妖術師「それは同時に、生きることの多元性を自分に適応するプロセスです。」

ふしぎな木「そうすることで、人は無意識に知識を得ます。」

謎の錬金師「それは、無意識であれ、意識的であれ、生死にかかわらず、どこかの世界に実在している限り、この世界を通じて、存在を確認できるのです。」

謎の妖術師「私たちは、ぺらぺらしゃべっていますが、こうやって流暢になるほど、もうあちらに戻ることはできないでしょう。正しい修行方法を開拓できれば別ですが。」
posted by ファンタジー✡とど at 21:47| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月05日

3章 Part169 ~透明な形~

ふしぎな木「私は、非存在という制約を負うことで、逆に、この世界以外の世界に、客観的アクセス・判断を許されています。」

謎の妖術師「ゆえに、我々がこの世界になじめば、木ともお話できなくなるのです。」

ふしぎな木「なんせ、私は、非存在ですからね(^^」

謎の錬金師「あちらの現実では、木と話すことは不可能です。感じることはできますが。」

謎の妖術師「だから、矛盾するでしょう? 今のこの状況と。」

ふしぎな木「それなのに、あなたには、その二分法を越えようとしている、何かがあるのです。」
posted by ファンタジー✡とど at 21:46| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月06日

3章 Part170 ~EASY WORLD~

名もなき白猫「分かりました。私は、恐れません。」

謎の妖術師「大切なことは、流れるように、いつものように。」

謎の錬金師「気を楽にすることです!」

ふしぎな木「この世界は、本来天国です。ゆえに、あちらの現世にいる時、色々な地獄を生きてしまいます。」

名もなき白猫「この世界をどこかで理想化しているんですね。本当はそばにある現実なのに。」
posted by ファンタジー✡とど at 19:58| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月07日

3章 Part171 ~黒く燃ゆ~

謎の妖術師「確かに、人は、地獄に落ちるほど、こちらに逃げることができますが」

謎の錬金師「逃げなくても来れるし、地獄に落ちれば、厄介なことが…。」

ふしぎな木「もう一つの異世界、魔界に、精神が持ってかれることがあるでしょう。」

謎の妖術師「もちろん、身体も、魔となって、焼き尽くされるのです。」

ふしぎな木「魔の世界もまた、ここや現世と同じく、ふつうの、どこからでも認識できる、何の変哲もない現実です。」

謎の錬金師「ただ、そういう、異なった精神圧力を伴う異世界と行き来するには、相当な正しい修行と、エネルギーが必要なのです。」

だから、しろねこ・・・。そして、しまねこ・・・。私は、あなたたちに――――――――
posted by ファンタジー✡とど at 22:57| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月08日

3章 Part172 ~春よ来い♪~

名もなき白猫「そうね。ここのことは、よく分かった。とにかく、私は、現実に戻る方法を探るため、戻れるらしい地へ行けばいいのね。」


そうして、私は、野原を駆け抜け

スキップしながら

どんどん、どんどん

空の道を、ぽかぽか、陽気に

進んでいきました♪
posted by ファンタジー✡とど at 23:12| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月09日

3章 Part173 ~さらなる冒険の日々~

名もなき縞猫「なんて崖だ…。」

僕は、あれから、空を泳いだり(飛んだり)、雲をかぎ分けたり

色々な人たちと遊んだり

たくさん、この世界で経験した。

けど、どうだろう・・・。

このエリアの山道は、体が思うように動かない…。
posted by ファンタジー✡とど at 22:37| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする

2015年04月10日

3章 Part174 ~僕の〝心身(からだ)〟~

眠ってるときって、いわゆる金縛りがあるよね。

僕の世界もまた、現実に向かって集約しつつある。

そうすると、この空間もまた、何か一つの法則にしたがって

収縮し、自分になっていくのだろう。

要するに、空は飛べないってことだね。

そして、僕は、この山道を登る。
posted by ファンタジー✡とど at 23:00| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする