2015年02月01日

3章 Part106 ~道なき道を~

ちゃっかり王「我々は、ふしぎな木を探している。こやつが、一抹の真実を知ってそうじゃ。」

小人A「知ってるよ――。たしかぁ。この道をず――――っと北へ進んでいくと、ふしぎな泉があるらしいよ――。」

小人B「でも、泉って、人によって、見える位置が違うから――。北って言っても、南かもしれないよぉぉぉ――。」

名もなき猫「分かるかぁぁぁぁ――――|д゚)」

ちゃっかり王「そうじゃな。こんな時こそ、万能の地図。要は、オンリーウェイを進みなさい♪」

名もなき猫「私の泉に、木はなかったしね。」
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2015年02月02日

3章 Part107 ~コンプレックス・ワールド~

ちゃっかり王「自分が複雑であればあるほど、世界も複雑に形を変える…。」

名もなき猫「あんたが複雑だ。」

どっちもどっち(・∀・)

ちゃっかり王「地図によると、氷の大陸へ、と書いている。」

2人「なんか懐かしいな。」

ビュオオオオオオオオオオオ…

2人「おおおおおお! ほんっとに着いたぁぁ。お菓子の国は、橋を渡ったら、消えちゃったぁぁぁぁ。」
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2015年02月03日

3章 Part108 ~あいすぶれいく~

ちゃっかり王「ちゃっかり、悪天候。よく世界が変わるという意味の。」

名もなき猫「こちらも悪天候。吹雪吹雪。」

それにしても・・・。

これをどうやって、進め… と?

ちゃっかり王「わたしにまっかせなさーーーーい。」

ソリだ!! しかも、ゴージャスな氷の造形、ロイヤル版。

ちゃっかり王「推進力くらい、氷の魔導法で…」

びゅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーん。
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2015年02月04日

3章 Part109 ~かつて栄えた国~

とあるあざらし族「君、あざらし族?」

とあるとど族「てか、とど族でしょ。」

とあるあざらし族「そう。でも、とど・あざらしって、何だっけ?」

ちゃっかり王「わしらのこのなりは、確かに、雪国っぽいの。」

とあるあざらし族「私は、ある方をずっと待っているのです。」

とあるとど族「彼女は僕の姉。僕は、愛の騎士団長! 昔、どこかの国が滅びた時、魔族と仲良くしていました。」

とあるあざらし族「彼は、私にとって、たった一人の大切な人だったのです。」
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2015年02月05日

3章 Part110 ~マジカルマテリアル~

とあるとど族「僕らは、究極の魔導法を研究していました。」

とあるあざらし族「それこそが、賢者の石の研究…」

とあるとど族「でも、それが何だったか…。今となっては、知る由もありません。」

とあるあざらし族「すっかり、忘れてしまったのですから。」

ちゃっかり王「この世界は、迷った意識が、最終的に行き着く、生と死をつかさどる場所なのかもしれんの。」

とあるあざらし族「ただ一つ言えることは、依然、この世界は、希望にあふれているということです!」

とあるとど族「この世界に住むものは皆、現実的な意味で、生きているのです。」
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2015年02月06日

3章 Part111 ~ふぁいとイッパツ!?~

名もなき猫「そうらしいね。」

とあるあざらし族「賢者の石は、誰かに使ってもらいたかった気がするのです。が・・・。」

とあるとど族「結局、僕らの研究は、実を結ぶこともなく、どこか、うたかたの彼方へ、消えてしまいましたよね。ああ。騎士団長をしていた、あのころが懐かしい。」

ちゃっかり王「似た姿をしてる君たちに折り入ってお願いがある。君たちは、魔法の水を持ってないかね?」

とあるあざらし族「確か… これですか?」

ちゃっかり王「そうそう。ちゃっかりあると思ったよ。確か、これを体に振りかければ… おっと、飲んでもいいよ。魔法の力が戻って来るんだった。」

名もなき猫「君たち、振りかければいいんじゃない?」
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2015年02月07日

3章 Part112 ~少し黒い夢~

とあるあざらし族「私たちはもう、体がとても高齢なのです。むしろ、省エネで過ごしてこその余生。私たちにとって、ここでの時間は、何より特別なのです。」

とあるとど族「それに、あの方は、こちらへ来ることはできない。夢の世界とは言っても、結局は、文化があるのです。」

とあるあざらし族「この世界は、ある言い方をするなら、希望、ある言い方をするなら、偏見で出来ているのです。」

ちゃっかり王「なるほど・・・。魔界と夢の世界は、共に、偏見・歪みあっている、ということ。それが、今、このよく分からん状況を生んでいる…。」
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2015年02月08日

3章 Part113 ~未だ見ぬ形~

とあるあざらし族「わたくしたちは、もう無茶をする元気はありませんが、そう・・・ そうなのですね!!! すばらしい! 今現在、あなた方は経験していらっしゃる!」

とあるとど族「なかなかいらっしゃらない、珍種族です。夢の分類での。」

とあるあざらし族「ここで、悪意を感じるということは、つまりは、2つの世界の境界に敏感である、ということ。これをたどって、解き明かしていけば、いつかは、一つの真実の世界を見ることができるでしょう。」

とあるとど族「この世界は広いのです。我々のいける世界は、この世界の、ほんの一部でしかないのです。」

とあるあざらし族「むしろ、この世界は、未だ、真実の姿を開示していないと言えるでしょう。」
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2015年02月09日

3章 Part114 ~密かに刻まれた約束~

とあるとど族「賢者の石…。これこそが、我々が、この世界を真の世界たらしめる、鍵として、代々守り続けてきたもののように思えるのですが…」

とあるあざらし族「今となっては、名前だけの、どこにありどんな形だったのかもわからぬ代物になってしまいましたね。」

とあるとど族「もし・・・ それが叶うなら… どうか・・・ よろしくお願いします。」

ちゃっかり王「かしこまったぞよ! なんだかわからぬが、私は、このねこさんこそが、鍵だと思っておるぞ。」

名もなき猫「期待されてもなぁ…。まず、記憶を取り戻さないと。その上で、あなたたちのこと、覚えていられるかな――(-₀-)」
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2015年02月10日

3章 Part115 ~パイナップルとたこ焼き~

私たちは、氷の大陸を去り、そして、また歩き出す。

パイナップル好きの丸い獣「僕のたこ焼き、食べたかないか――イ?」

名もなき猫「自己紹介、省略(^^」

パイナップル好きの丸い獣「僕は、丸くなって寝るふわふわの獣で、故郷にはたくさんパイナップルがなってて好物だったのだ。」

ちゃっかり王「さらっと言った。」

名もなき猫「たこ焼きおいし♡」

ちゃっかり王「獣さん。この先に大きな砂漠があるみたいだけど、その真ん中にあるオアシス、何かあるか知らないかい?」
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