2014年12月01日

3章 Part44 ~木の意志~

〝しまねこ〟? あなたは、まだ気づいていないのでしょうけれど…。

私はいつでもあなたの心の中にいます。


ふしぎな木「寝てました(^^♪ どうやら、私が意志を持てるのは、あなたにある一定の守護的な力 ―それは場所や心理状態と関係があるのかもしれませんね― が働いているときのようです。」

へんてこエスカルゴ「ねこさーーん? 口を動かしてるのに何で声でてないの――??」

そういう風に見えるのか(笑)
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2014年12月02日

3章 Part45 ~セルフ・スペース~

へんてこエスカルゴ「とにかく、僕の泉は見つかったね。ここが北だったのかなぁ。まぁ、場所は違ってたけど、来れてよかったーー。」

ふしぎな木「この泉は、そもそも、あなたたちがこの世界に来る時、自我を保つために、確保した、いわゆるスペースなのです。」

名もなき猫「つまり、僕は、あなたと最初に会ったあの場所で、この世界という自分を引き起こした、と?」


そうですね・・・。でも、〝しまねこ〟? あなたがここに来れたのは―――――――――
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2014年12月03日

3章 Part46 ~つながる勇気~

名もなき猫「ワープ… できないかな?」

へんてこエスカルゴ「この石を、カモメ君に届けるんだったよね。」

ふしぎな木「確かにワープする力はありそうですが、この持ち物は、あなたたちのものではなさそうです。ただ、エスカルゴさんの勇気が、誰かさんにとって必要だったようですよ。」

名もなき猫「地の利、果てに転じて、天助け・・・。」

なんか、万能の書の一節がよぎった。

名もなき猫「よーーし。では・・・。」

なにするのーーーーーーーーーー???

へんてこエスカルゴ「あれーー。何か眠いな…。どこかから誰かが… ほまみぁやぁぁ――・・・」
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2014年12月04日

3章 Part47 ~夢から覚める時~

へんてこエスカルゴさん、白く淡くなって、消えてゆく…。

ふしぎな木「あなたにも朝が来たのです。きっとあなたのいた世界、あなたのいた、どこかの空間で、何か特別な意思があなたを迷わせたのでしょう。私にもわかりませんが、この世界に濃い生命が来ることは、あまりないんですよ?」

だからね、〝しまねこ〟 。 私は、ずっと退屈していました。

へんてこエスカルゴ「あー、思い出した――。僕は―――・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 」

――――――――――――――

あ、大陸が収縮して、虹色の煙が…。

とおもったら?
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2014年12月05日

3章 Part48 ~リターン~

カモメの郵便屋さん「おへー? ねっこさーーん!」

名もなき猫「おおおおお! 元の心地よいすてきなところに戻ってる――。」

カモメの郵便屋さん「なにがあったのーー?」

名もなき猫「かくかくしかじかで、最後、そのエスカルゴさんは、すべて思い出したみたいだよ。」

カモメの郵便屋さん「そうなんだよね。誰しも、自分を保てなくなるほどの大きな事実を知ると、心に地震が起きるんだ。郵便は、それをゆっくりまろやかにしてくれる。だから郵便してるんだよ――。」

つまり? エスカルゴ君は、その真実の地震によって、彼の取り巻く環境が不安定になった… ってこと。

ふしぎな木「そうですね。そもそもこの世界は、安定という不安定によって構成されているのです。」
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2014年12月06日

3章 Part49 ~みんなの心の夢~

ふしぎな木「この世界の本当の姿は、誰にもわかりません。空間が存在しない、感情と呼応する〝虚無〟かもしれませんよ。」

きっと・・・ 来る人によって、見え方が違う・・・ ということは、いろんな人そのものの感情とかが、この世界なんだね。

カモメの郵便屋さん「とにかく、この青い石は、僕にぴったりの石だよ。この石があれば、まさに、夢のワープが実現するよ!」

名もなき猫「そ・・・ そうなの?」

カモメの郵便屋さん「だったらいいなぁーー(・∀・)」

名もなき猫「ガクッ…(∀°)」
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2014年12月07日

3章 Part50 ~ノリでワープ~

ふしぎな木「でも、できるかもしれませんよ。」

名もなき猫「この世界の法則…。ないようである わけ分からないものだけど・・・」

ま、確かに、ノリがあれば・・・。

そういえば、リスキーがいてくれたら・・・

ん? リスキー? 誰だっけ??

何か、性格が濃いってことは覚えてるんだけど。

〝念じてかざせ…〟

名もなき猫「やってみようか…。万能の書によれば…」
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2014年12月08日

3章 Part51 ~ツバサ~

カモメに翼が生えた――――!!

ふしぎな木「って、もともと生えてたでしょ(^^♪」

名もなき猫「でも、銀色に光る翼だ――――!!」

カモメの郵便屋さん「たしかに・・・。僕はどこかの世界で、戦争の兵隊… そう、カモメの水兵さんだった気がする…。でも、嫌気がさして、流れに流れて、寝たきりになって…。」

い・・・ いや・・・ いやだぁーーーー!((×▽×)) まだここにいるんだい!!

カモメの郵便屋さん「僕は、きっと持ち帰るんだ。海より深い友情を。」

そして、争いのない世界をつくる!


ん? 誰??

君は… 僕?

それとも・・・。
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2014年12月09日

3章 Part52 ~パンが食べたい~

名もなき猫「そうか・・・。君もまた、そういう感じなんだね。」

ふしぎな木「皆、中々に、シュールで重い理由がおありかもしれません。この世界自体が、ある種のサイコセラピーで補えうる世界なのかもしれませんね。」

名もなき猫「その人を探すのも、この世界の中でなら別の鋭い意味を持ちそうだね。」

カモメの郵便屋さん「とにかく・・・。僕は、パンが食べたいんだよ――――!!」

みんな「パン!??」

カモメの郵便屋さん「そうさ。なんか、戦時中、腹減りまくってて、しかも、大切な人から手紙は届かないし…。この世界で、郵便でいろんな人と繋がって、そして、おなかいっぱい、おいしいパンを食べるのが、夢――――!!」
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2014年12月10日

3章 Part53 ~スウィートな香りを~

そう。僕らは、奇妙な… というか、希少な関係にあった。

ふしぎな木「うらやましいです。私も生命に生まれたかった…。おっと愚痴失礼。そうですよね。ある種、私は、あなたたち無しでいられる存在でないのですから。」

カモメの郵便屋さん「僕の大好物は、スウィートなサツマイモのパイだ。もりのくまさんがそういう店を開くって聞いて、いてもたってもいられなくって、夢のこの世界を、飛び回れたらどんなにすてきか…って。」

ゆめの、せかい?

名もなき猫「そう。そうだったね。僕らって、夢を見てるのかもしれない。」

ふしぎな木「とは言え、あなたたちは、夢を見ているだけではありません。夢とは、生きる力。あなたたちのその力、そのエネルギーが支えている、今、この世界は、紛れもないあなたたちの世界なのですよ!」
posted by ファンタジー✡とど at 16:35| 緑の縞猫 3章「夢の世界編」 | 更新情報をチェックする